読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1993年8月発行 広報よみたん / 14頁

【見出し】食アメニティコンテスト 会長賞に輝く

 この程、読谷村生活改善実行グループ(安次嶺朝子会長・会員八十七人)が「第二回食アメニティコンテスト」で見事に”会長賞”を射止めました。
 同コンテストは年間を通して、地域食の保存・開発及び快適な食生活や環境保全の実現をめざす-ことを目的に開催されるもので、受賞は「読谷村生活改善実行グループの諸活動の努力は二十一世紀へ向けた地域の活力を高める力となっている」として評価され、食部門での表彰を受けた。
 本村の生改グループが、県を代表して食アメニティコンテストに応募するのは初めて。コンテストには紅芋だけにこだわって紅芋料理十種類を出品。そして、初参加にして食部門の最高賞「会長賞」に輝いた。
 受賞の喜びに、前会長の山内節子さんは「日頃からの地域での活動が実りとても嬉しい。賞を励みに今後もみんなで切磋琢磨しながら一生懸命に頑張っていきたい」と語り、また、中部農業改良普及所の新垣光枝普及員(読谷村担当)は「大きい賞を受賞できたのは、読谷の地域性と特産物を活かした特産品づくりの成果や実績が高く評価されたもの」と受賞を称えました。
 本村の生改グループは、数年来にわたって農村婦人の家を活動拠点にして料理実習をはじめ、リーダー研修などの活動を通して積極的に紅芋の研究・加工を推進。その成果はこれまでにも数多くの紅芋加工品を開発。それが今では読谷村の特産品につながり、村づくりへの活性化に貢献している。
 今回の生活改善グループの栄えある受賞を村民で称えましょう。

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