読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1993年9月発行 広報よみたん / 11頁

スポーツ大会でめざましい活躍 読谷中学校・古堅中学校

  夏季に開催された「第二十回県中学校総合体育大会」、「第四十四回県中学校野球選手権大会」、 「第十九回全九州中学生テニス選手権」において、本村の読谷中学校(仲村元惟校長)と古堅中学校( 砂辺松善校長)が目覚ましい活躍を見せて各種競技で優勝を飾り、九州大会への出場権を勝ち取りま した。
 【県中学校総合体育大会】
 総合体育大会のソフトボール男子決勝戦は、七月二十五日に読谷中学(島袋賢雄監督)と石川中学とで争われ、読谷が五ー○で快勝し、二年連続五度目の優勝。柔道の団体戦は読谷中学(登川操監督)が準々決勝(平良中学)、準決勝(伊良部中学)をともに五ー〇、決勝では嘉数中学を四ー〇で下し、圧倒的な強さで二年連続五度目の優勝を飾り、また、個人戦でも四階級のうち三階級を読谷勢が制した。一方、今大会から新設になった女子柔道・団体戦でも読谷が初代チャンピヨンに輝いた。
 また、体操競技では古堅中学の伊礼亜紀乃選手が個人総合で優勝を遂げた。
 【県中学校野球選手権大会】
 野球大会は、読谷中学と東江中学とで決勝戦が行なわれ、読谷が二ー〇で東江を敗り、二十年ぶり二度目の優勝を果たした。
 【全九州中学生テニス選手権】
 福岡県で開催された全九州テニス選手権大会には、県代表として読谷中学(奥原時枝監督)が出場。団体戦の準決勝、決勝戦には県勢同士がともに勝ち進んで対戦。読谷中学は準決勝で神森中学に五ー〇、決勝戦では石嶺中学に三一〇で勝ち九州で三連覇を達成。また、女子ダブルスで読谷中学の波平・仲宗根組が三位にはいる健闘を見せ全国大会への出場を決めた。

九州・全国大会出場を激励

 県内を制覇した読谷中学と古堅中学の選手一行は、九州大会や全国大会への出発に先立ち、役場に優勝報告。役場ロビーでは職員らを前にして壮行激励会のセレモニーが行なわれた。(八月四日)今大会における野球・ソフトボール・テニス・柔道・体操の数多くの種目優勝に、山内村長は「年々歳々、本村の生徒は素晴らしい実績を挙げている。これは、指導者を始め父母会や生徒、関係者らが全力を尽くした成果で県民全体としても大きな喜びだ。全てのことに全力を尽くして頑張ってほしい」と激励。これに応え、各種目の主将らが「これまで頑張ってきた練習の成果を発揮し、一戦一戦を大事に戦ってミスのない試合をしたい。全国大会出場を目指すので応援をお願いします」と力強い決意表明。また、学校を代表して仲村校長が派遣に対する村民へのお礼が述べられた。
 県大会で見事な成果を収めた両校の選手らに、職員らは激励の大きな拍手を送り、激励した。

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