一日に60キロ・走行距離約420㌔を六泊七日をかけて走破し、沖縄一周マラソンを成し遂げたジョガーが本村から誕生し、地域の話題となった。
その人は、知花正彦さん(三十五歳)波平二一四九番地の一。
知花さんは、自身の就職(新垣病院勤務)二十年を記念として沖縄一周マラソンに挑戦。十月八日、波平大当バス停前を午前七時にスタートした知花さんは、国道58号線を南下し那覇市~糸満市を走り抜け、初日は玉城村で一泊。翌朝から海岸線のコースを一路北上して辺土岬を折返し、そして遂に、十四日午後十二時三十五分に無事ゴール。この瞬間、知花さんは見事に、前人未到の沖縄一周マラソンの快挙を成し遂げた。
この日、スタートと同じ大当バス停前のゴール地点では、知花さんのゴールを目前に、家族や兄弟、知人、友人ら二十人余が横断幕などを携えて出迎え、完走を果たした知花さんに月桂冠耳花束を贈り、温かい拍手で祝福していた。
素晴らしい快挙を成し遂げた知花さんは「就職して二十年。職場に導いてくれたお姉さん(故人)を語らずして今の自分はないと志し、沖縄一周の旅に挑戦した」とマラソンの動機について語った上で、「いろいろ苦労もあったが、二十年のうちに自分の人生を考えるようになった。この一年の目標であった沖縄一周を達成できて嬉しい。これを糧に、自分の生き方をプラス思考で考えていきたい。(完走できたのは)家族や友人、職場の仲間をはじめ、みんなの支えと協力のおかげでとても感謝している」とお礼を述べていた。
沖縄一周約420㌔を走破した知花正彦さんのその不屈な精神力を、皆で称えたい。