読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1994年2月発行 広報よみたん / 2頁

【見出し】第6回読谷村平和創造展

 第六回「読谷村平和創造展」が村中央公民館において十二月八日~十六日の日程で開催されました。
-平和郷はみんなの手で-を合い言葉に、第六回目を迎えた今回の平和創造展は、”人権”と”環境”といった新しい視点と、”県民・村民の熱意と日々の運動の成果が沖縄の基地問題の解決の糸口になる”ことを視点に展開。そして会場では、昨年五月二十七~二十九日間に本村で開催された「第二回環境自治体会議」(読谷村集会)の全記録を掲載した”平和の炎”の冊子を発刊して来場者に配布。それには、山内徳信村長が『平和であってはじめて環境を論じ、反戦平和を論じ、人生や政治を論じ、未来を論じることができる。私たちはこれからもいろいろな試行錯誤を操り返しながらも、私たちの次の世代のために足元から、環境の問題に対処するとともに、平和な社会の実現に努めて行かなければならない』と強調し、平和運動のあり方を、環境論の立場からも深めるよう提起している。
 創造展には、従来の沖縄戦の写真パネルや砲弾、遺品類などに加え、「米軍基地と環境」や「開発と自然破壊」など。また、心の底から戦争を憎み、戦争が残した傷跡を憂い、秘められた歴史を被写体の中に込め、シャッターを切る石川真生さん(フリーカメラマン)の軌跡が「石川真生写真展」として特別展示され、会場を訪れた村内外の多くの人々は、平和創造展を通して戦争の悲惨さを認識し、平和の尊さ、大事さをかみ締めていた。
 初日の午前に行われた平和創造展のオープンセレモニーでは、五十人余の参加者らを前に山内村長が「沖縄の平和を愛した人々の理念・心情など、見応えある内容が展示されている。戦中・戦後の筆舌に耐えがたい実情を広く村民に呼び掛け、容易ではないが早めにパラシュート降下演習の廃止をしてほしいと思っている」と述べていた。

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