読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1994年6月発行 広報よみたん / 4頁

【見出し】最終区で劇的なドラマ 第八回’94沖縄マスターズ残波岬駅伝大会

 長寿県・沖縄にふさわしい大会として、中高齢者の健康増進と陸上競技の普及を図ることを目的に開催される”生涯スポーツの祭典”「第八回・’94沖縄マスターズ残波岬駅伝大会」(沖縄マスターズ陸上競技連盟、読谷村主催)が四月十七日に開かれ、県内各地内から今年は三十三チーム二百七十八人が出場し、日頃鍛えた健脚を競った。
 「ドラマが走る・感動が躍る」をキャッチフレーズに展開される残波岬マスターズ駅伝は、市郡対抗で覇を競う「マスターズの部」に十四チーム、ジョギング愛好者などが楽しみながら走る「ランナーズの部」(第六回大会から新設)に十九チーム、三十代から七十代の選手がエントリーした。
 コースは残波岬公園内に設定された一周三キロの周回コースでマスターズの部が九区間42キロ、ランナーズの部が八区間39キロ。
 いこいの広場前の村道を発着点に競技は、午前十時の時報(安田慶造助役の号砲)とともにランナーが一斉にスタート。選手は、それぞれの区間で激しいデッドヒートを展開しつつ、マスターズの部では一区で中頭(本村の饒平名俊江さん)がトップで通過、三区で二位に後退したものの、各選手がよく健闘して八区までトップの快走を見せたが最終区の九区で逆転を許し、惜しくも二位。浦添が昨年に続き二度目の栄冠に輝いた。
 また、ランナーズの部でも浦添のピンキリランナーズが初優勝を飾り、両部門で浦添勢が一位を占めた。
 閉会式では成績発表に続き表彰式が行なわれ、一位から三位までのチームがそれぞれに表彰を受けた。

※写真
※表(総合記録)

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