読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1994年9月発行 広報よみたん / 8頁

【見出し】~むらは宝島 輝く太陽 きらめく海 母なる大地の恵みを~ 第10回残波まつり フェスティバルin残波 イベントも多彩に万余の人々でにぎわう

 今年で十回目を迎える残波まつりは、
①残波岬は県内外に誇れる景勝地であり、それにふさわしいイベントの創造等を目的とする。
②行政・民間が一体となって全県的な取り組みを行い、逐年その規模拡大を図る。
③観光イベントにおいては、イベント自体の魅力が不可欠であることを十分に踏まえた企画、運営の展開を図る。
ことの基本方針の下に毎年、夏に開催。今や秋の「読谷まつり」と併せ、本村の二大まつりとして位置付けられ、ますます充実発展。超満員の観衆が詰め掛けた広場ステージでは華やかに多彩なプログラムが展開され人々を魅了し、フィナーレを飾る読谷高校ダンス部(一九九三年文部大臣賞を受賞)の華麗な演技の数々が人々に深い感動を抱かせた。
 ビーチで行われた「ハーリー競争」には二十一チームが出場して熱戦が繰り広げられ、また、今回から新たに組み込まれた「第一回沖釣り大会」は、都屋漁港を発着に六十二人の釣りマニアが参加して釣り果が競われ、漁獲の一部(二〇㎏)は生き活き健康センターに贈呈された。
 まつり会場では「読谷山花織展示・体験コーナー」や「おもしろ自然迷路」「サイクル列車体験」などが行われ、多くの家族連れの人々が心行くまで夏のイベントを楽しんでいた。
 また、読谷村商工会では、村が設定した「読谷村環境美化推進条例」(ポイ捨て禁止条例)に呼応し、会場に集まった観衆に、車内用ごみ袋五百セットを配り、環境美化をピーアールした。

※写真
※表 (ハーリー大会成績(競技距離:700m))
※表 (沖づり大会成績)

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