読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1995年2月発行 広報よみたん / 9頁

【見出し】新春もちつきに嬉しい笑顔

 今年一年間健康で充実した活躍ができますように-と福祉関係者らが集う「新春もちつき大会」(渡久山朝昌実行委員長主催)が一月十四日午後、都屋の里広場で行われた。

 これは、村内の福祉団体や施設の関係者らの活躍と相互の親睦を深めることを目的に開催されている恒例行事で、今年で十一回目を迎える。
 広場には村内の都屋の里や読谷救護園、高志保園の職員や入所者らをはじめ、議会議員、民生児童委員、ボランティアの方々など約二百人余が参加し、賑わった。
 もちつき大会では渡久山実行委員長があいさつし、「福祉関係者の健康と活躍を祈念し、交流と親睦を深めてほしい」と語り、山内村長は「今年もみんなで一緒に頑張り、力を合わせて住みよい福祉の村、ユイマールの村を築いていこう」と述べた。会場には三つのうすが用意され、来賓や団体の代表らによって、”つきはじめ”のセレモニーが行われた後、参加者らが代わりばんこに「ヨイショ、ヨイショ」の掛け声とともにきねを振り下ろし、楽しく愉快にもちをついた。出来たてのもちは「あんこもち」や「きな粉もち」「ぜんざい汁」などにされて振る舞われ、おいしいもち料理に、ども顔にも嬉しい笑顔が弾けていた。また大会では参加者らによる余興やゲームもあり、みんなが交流を通して楽しいひとときを過ごしていた。

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