読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1995年3月発行 広報よみたん / 8頁

【見出し】新戦略で販路を開拓 むらおこし会社(株)ユンタンザ むら咲パンを開発

 本村の特産品・紅芋を加工販売、商品化し、紅芋による村おこし事業を展開している株式会社ユンタンザの「第三期株主総会」が十二月十三日夕、商工会会館で開かれ、第四期に向けた経営基盤の強化と組織体制の確立を確認しました。
 株主総会は、第三期の営業報告をはじめ、決算や定款の一部変更、取締役などの決議事項を全会一致で承認し、閉会。引き続き行われた懇親会では、大城勝哲副社長(商工会会長)が開会のあいさつ。大城副社長は「実りあるヒット商品で基礎固めを行い、宅配などの新しい販路開拓の方法、戦略で第四期の出で建立ちをしよう」と提唱。また、再任された松田昌彦社長は「新体制でユンタンザの基本理念からはずれることなく、地についた運動を展開し、(会社の)基礎を築くために頑張りたい」と述べる一方、「国・県からの一千万円の補助を取り組み、村民の食卓に上るような商品(むら咲きパンの宅配)などで、新しいネットワークの流通・販路拡大を図り、一億五千万円を目標にしたネットワークづくりを目指している。村民の期待に添うような会社にしたい」と決意を述べた。
 なお、(株)ユンタンザの第三期の営業報告では、二期目の事業の成果と反省にたって地元からの事業活動の定着を主眼として展開。販路拡大については、県内の土産品店やホテル、デパート等への新たな取引先を広げ、販路拡大の方向を見出してきたものの、県内観光産業の低迷とあいまって、全体として売上に期待をかけ、また、直売店については、ホテルでの朝市で売上は好調に推移しつつあるもの、琉球の風パーク店は観光客数などの大幅減に伴って売上も前年の四割程度にとどまり経済的にも厳しい状況にある。しかし、同施設は村内の観光施設の「顔」としての役割をもつことから(株)うみの園との調整や内部の販売努力をしながら当面継続していくとし、今後の重要課題として「直売店」の拡大強化と併せ、「本部ショップ」の充実を図り、売上拡大や売上利益の確保に取り組むとしている。
 商品開発については国・県の補助を受け、プロジェクト事業を推進し、既に「紅いもフレーク」や「むら咲きパン」を開発。さらに多くの製品を企画し、商品発表で事業の拡大につなげるとしている。 財務会計においては、三期続けて、商遺品力の弱さと営業態勢の弱さもあって充分な成果を得ることはできなかったが、今後引き続き財務の健全化に、前向きな事業努力で、その打開をしていくと報告。その打開策として、第四期に向け、①現在進めている新製品開発事業で商品化の強化を図る。②本部の営業態勢の強化を図る。③直売施設の充実、拡大を図り、村内外でのパイロットショップの展開を積極的に進めていくとしている。

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