読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1995年4月発行 広報よみたん / 3頁

【見出し】美しい環境を築こう!演劇と講演会ーごみ対策を訴えるー

 役場環境保健課(天久勳課長)では二月二十四日夕、中央公民館ホールで環境問題とごみ対策を訴えるための「演劇と講演会」を催した。
 会場には約百人の聴衆が訪れる中、公園に先立ちあいさつした当真助役は「村ではごみ問題・環境問題に鋭意取り組んでいるが、美しい環境を築くためには私達がごみの認識を改める必要がある。ごみの減量化に理解をし、意識を高めよう」と呼び掛けた。
 引き続き、伊波美智子琉球大学教授(県リサイクル推進協議会会長が『リサイクル社会をつくる為に』を演題に講演。伊波教授は「ごみの問題は消費者や企業に問題がある。あたり前のようにごみを捨ててきた結果が、社会問題化し、九十年代に入ってクローズアップされてきた」「七十年代から八十年代の経済システムはより便利な物・生活を求めた高度成長の結果、諸々の公害問題(資源減少、オゾン層破壊、地球温暖化)で地球環境が危機に面している」と指摘し、「これまでの生産~流通~消費~廃棄(ごみ)という経済システムが、環境破壊につながっている」と強調。それらの問題を解決するには「私たちの身の周りの生活、豊かな生活を考え直して消費の仕方を改め、できるだけごみをださないよう減量する工夫と、燃えないごみは資源として再利用することが必要だ」と唱え、「地球の資源を大事に使い、美しい環境、社会を築いていこう」と呼び掛け、講演を締め括った。
 公演後に行われた演劇では、村婦人会(奥原英子会長)の方々が、ごみ対策・環境問題を訴える~演劇『還ってきたお紙さん』を上演。芸達者な婦人らが演じる劇は、深刻なごみ問題を訴える台詞の中にも、ユニークなアドリブを連発して会場を笑いの渦に包み込んでいた。
 この日に演じられた劇の台本は、南風原町婦人会が制作したものを借用し、村婦人会が独自にアレンジして上演したもの。会場には同町の婦人らも応援に駆け付け、村婦人会の演劇を鑑賞していた。

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