座喜味川の自然環境を考えようと座喜味川を蘇生させる会(喜友名昇会長)では六月七日午後、同区を流れる川の視察を行った。
この日の視察には区民をはじめ、役場経済振興課や建設課職員ら約三十人に、沖縄テレビのニュースキャスター・寺田麗子さんが同行。約二時間にわたって座喜味川から長浜ダムまでを視察し、川沿いの自然を観察した。森の中には小鳥のさえずりが聞こえ、小川には魚や小動物などの姿が確認できる一方で、川はポリ容器や生活雑排水、洗剤などで汚染されている状況が確認され、改めて自然環境が破壊されつつある現状を再認識した。
また、視察後の夕には、寺田キャスターによる講演会が開かれ、寺田さんは「集落内には大きな樹木もあり、すばらしい川もある。手付かずの自然が大切で、川こそ座喜味の財産だ」と語った上で、「川が生活排水で汚染され臭い。早めに下水道(楚辺区の土壌浄化方式など)を導入し、処理水を再利用して川に戻してあげる手立てや治水、生態系を復活させることが必要だ」と強調した。 今回の視察や講演会を催したことに、喜友名会長は「自然は財産であり、自然を保全しないと環境は破壊される。座喜味川の自然環境の保全や整備、有効利用を考えようと企画した」と述べた。