六月十五日~二十日までの間、ハワイ州ホノルル市で開かれた「第十六回まつりインハワイ」に、県内から「観光・文化・交流キャラバン隊」一行三百七十人が参加。これに、本村が誇る座喜味区(当山操区長)の座喜昧棒(喜友名昇団長・四十人、うち中、高校生八人)、高志保区(比嘉節子区長)の馬舞(大城義和団長・四十人、うち高校生四人)の総勢八十人が出演した。読谷村の伝統芸能の座喜昧棒と高志保馬舞の演技は、まつりのオープニングパレードで一際観客の人気を集め、喝采を浴びました。本稿では、まつりに参加した両区のレポートを紹介したいと思います。
(座喜味棒保存会『観光・文化・交流キャラバンインハワイ』参加報告)
カン!カン!カン!…、ドラの音が『カラカウワ通り』に響く。第16回まつりインハワイのオープニング『まつりパレード』にいよいよ座喜味棒の登場である。
観客は、物珍しそうにあるいは何かが起こるのを期待するかのように読谷山花織のウッチャキ姿の一団を見つめている。観客の集中する交差点に来ると、ボラを合図に演技を始める。すると通りの客は力強い技に拍手喝采、座喜味棒にとって、初めての海外での舞台である。ヤグイと指笛そしてドラの音がハワイの空に心地よく響き渡っていた。
六月十四日から六月二十日までの七日間、座喜味棒保存会(ハワイ派遣実行委員長:当山操、ハワイ派遣団長:喜友名昇、保存会長:屋我平栄)は終戦50周年の節目に、沖縄の歴史・文化から培われた『平和の心』を広く内外に伝えるため、そして新たなる沖縄観光展開のためにハワイヘの観光・文化・交流キャラバンインハワイ(主催:同実行委員会、事務局:財団法人沖縄ビジターズビューロー)の一団として40名(うち中学・高校生8名)が参加した。
ハワイでは、①まつりパレード、②首里城歴史絵巻出演、③沖縄フェスティバル(ロイヤルハワイアンショッピングセンターにて)、④沖縄フェスティバル(アラモアナショッピングセンターにて)⑤ヨミタンクラブとの交流会などと屋内外のさまざまな舞台で、日頃鍛えた座喜味棒の技を披露することができた。その他『平和の祈り(国立太平洋記念墓地にて)』、『ハワイ沖縄センター開館5周年記念県人会交流パーティー(ハワイ沖縄センターにて)』『環太平洋・平和の祭典(ヒルトンハワイアンビレッジにて)』『沖縄文化と物産展(アラモアナホテル)』にも参列し、交流を深め、読谷そして沖縄の観光・文化のため、無事キャラバン隊の努めを果たすことができた。ハワイ県人会の皆さんとは、来たる11月開催予定の第2回世界のウチナーンチュ大会での再会を誓いあった。
今回のハワイ派遣が実現できたのも、多くの村民の物心両面からのご協力のおかげである。深く感謝を申し上げる。また、これまで伝統芸能『座喜味棒」を連綿と継承なさってきた祖先・先輩方に対し感謝の思いでいっぱいである。今後とも伝統芸能を通して、読谷村の活性化と発展のために頑張っていくことを参加者一同お約束し、報告としたい。
(座喜味棒ハワイ派遣実行委員会事務局)
報告者:仲宗根求