~社会復帰をめざして!~をスローガンに、SFDなごみの会の「第五回作品展」が七月十一・十二の両日、中央公民館ギャラリーにて開かれ、訪れた人々に感動を与えた。
多種多様な作品を展示
SFDなごみの会は、回復途上にある精神療養者の社会復帰を促進することを目的に組織されたグループで文字どおりイニシャルの「Sは社会」、「Fは復帰」、「Dは同志」を意味している。
同会の作る作品は、廃棄物などの不用品を巧みに利用し、アイディア豊かに制作。作品にはバックやカバン、クッション類にエプロン、人形や造花、パッチワーク、小物入れや木造品など、日用品として利用できる数百点の作品がギャラリーを埋め尽くした。また、会場には会員らが楽しそうに作業をするスナップ写真を展示して会活動などを紹介する一方、みんなで精根を込めて作ったという廃油を利用した「手作り石けん」などが展示即売され、観賞した人々を感心させた。
開場を前に行われたオープニングセレモニーでは、読谷村精神療養者家族会の国吉真行会長が「なごみの会の会員が頑張って作った作品を観賞してほしい」と語り、同席した山内村長は「私達が作った作品をどうぞ観てくださいとの喜びが作品に伝わり、なごみの会の心意気が表れている。こういう仕事を通して少しでも社会参加が出来ればこんな喜びはなく、自らの健康に合わせて無理なく会活動に頑張ってほしい」と激励していた
【SDFなごみの会】
精神療養者で社会生活や家庭生活の適応に困っている人を対象に、グループ活動を通して人間関係を学び、友達をつくり、生活のリズムをつけることによって社会復帰をめざして活動している。
毎週火曜を定例日に、生き活き健康センターを中心として作品づくりや農作業(芋づくり)の活動に励み、作った作品などを販売している。