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1995年11月発行 広報よみたん / 13頁

【見出し】音と舞で不思議な世界へ~命の詩~ 女流画家の力作を一堂に展示 -県内画家展望展「沖縄女流美術展」-

 九月八日夕、村立美術館において山田真萬・土の造形「トーク&音と舞」~命の詩~が催され、館内は不思議な雰囲気に包まれた。
館内の照明が消され、淡いライトの光に照らされた土の造形が、薄暗い空間に浮かびあがり、静かなメロディーが流れる中、陶芸家・山田真萬さんと佐渡山美智子さん(フリーアナウンサー)のトークがはじまった。対談では「土(種子)」をテーマに、山田さんの土との出会いや陶器造りに関わる経緯を語る中、陶器づくりの中から、「土は生きている。土に惚れているが疑問もある。土から成分を取り出して陶器にするが、物には誕生や消滅、創造も破壊もあり、物(分子)の全てが自然界の動きの中にあり、古代(過去)から現代、未来へと宇宙は物凄いスピードで流れている」と説いた。
 対談の後は、知花小百合さんの創作ダンスや琉球琴(比嘉淳江さん)とエレクトーン(宇地原美音子さん)の共演「七段の調べ」、大湾清之さんの「土笛演奏」や長浜まさ子さんの琉球舞踊「しょどん」の舞いが演じられ、音と舞の演出は、不思議な世界へと人々を誘っていた。

 95県内画家展望展パートⅡ・「沖縄女流美術展」が十月一日~二十九日を会期に村立美術館で催され、鑑賞した人々を魅了しました。
 今年で第四回目の女流美術展には、沖縄女流美術家協会(宮良瑛子会長)の会員三十八人が、油絵を中心に人物や風景画、抽象画など四十三点の力作を一堂に展示。絵画は女流画家が描いたとあって、女性特有の繊細な感覚で描かれた個性豊かで多彩な画風の数々は、訪れた人々の目を引き寄せた。
 美術展のオープニングセレモニーは九月三十日午後に行われ、伊波清安教育長が主催者を代表してあいさつし、引き続き女流美術協会を代表して宮良会長が「小さいけれど清楚で美しい空間をもつこの空間で、展示会を開くことができ嬉しく思います。」と述べ、また、山内村長は「沖縄の女流画家三十八名の協力で開かれた展示会は、秋の訪れを読谷に与えてくれました」と感謝の言葉を述べ、その後は関係者らによってテープカットが行われた。

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