読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1995年12月発行 広報よみたん / 8頁

【見出し】~読谷村民融和と歴史文化の継承、発展!~ 壮大なドラマ 第21回読谷まつり 先人達の夢に思いを馳せ、今、時を越えて甦る

 優れた郷土の伝統文化を継承し、新しい文化の創造と活力ある産業の発展を期し、村民意識の高揚、相互の融和と親睦をはかり「人間性豊かな環境・文化村」づくりをめざすことを目的に、「第二十一回読谷まつり」(同実行委員会主催)が十一月四日、五日に村運動広場を中心に開催され、まつりは両日ともに県内外から訪れた万余の人々で賑わった。

  まつり初日は、村内十五団体で構成する実行委員会(今年のまつりから「読谷文化協会」が加わる)の代表らによるオープニングセレモニーで幕を開け、村内小中学校七校の児童生徒によるいきいきとした「集団演技」や、三年連続日本一に輝いた読谷高校ダンス部の華麗な「創作ダンス」などを披露。そして、まつり初日のハイライトは「赤犬子古典音楽大演奏会」。琉球音楽の始祖と伝えられる赤犬子大主を迎え、総勢三百人が一同に奏でる古典音楽は実に圧巻。ステージでは優雅で多彩な琉球舞踊が繰り広げられ、人々を魅了した。
 まつり二日目は「親子三代ゲートボール大会」「ちびっ子相撲」、子供会や婦人会、老人会によるハツラツとした「団体演技」をはじめ、「受け継ごう読谷の心」では、村内小・中学校の児童生徒らによる三線・箏の演奏に続き、棒術や舞踊、獅子舞などが演じられた。二日目のメインは歴史ロマンおりなす創作「進貢船」。闇夜に浮かぶ巨大な進貢船の雄姿が、赤々と燃える炎に導かれて登場すると、まつり会場はいよいよクライマックスを迎え、万人の観衆は歓喜と興奮のるつぼに包まれた。
 中国からの旅を終え、進貢船に文化文物を乗せて帰ってくる奏期一行を、村の長らが手を振って迎える。祝いうたげ太鼓が轟き、歓迎の宴がはじまった。ステージでは華やかな琉舞に古武道、空手演技、棒術などが多彩に演出され、人々は壮大な歴史ドラマに酔いしれ、琉球文化の神髄を堪能した。
 また、JAゆいな農協読谷支所の大型テントや勤労者体育センター、伝統工芸センターでは、村民から寄せられた多種多様な作品が展示され、人々の目を楽しませた。

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