読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1996年5月発行 広報よみたん / 4頁

【見出し】現代名工 稲嶺盛吉氏の”炎と技”展 4月10日~5月26日 ガラスのダイヤモンドだ! 日曜ファミリースペシャル 「裸の大将」で読谷ロケ

 ガラス工芸一筋、現代の名工・稲嶺盛吉氏の企画展「炎と技」(村教育委員会・村美術館主催)が、四月十日~五月二十六日までの日程で、村立美術館で開催されました。
 本村美術館ではこれまで様々な展示会が行われていますが、今回のガラス工芸の展示会は初めて。
 前日の九日には関係者ら約五十人が参加する中、オープニングセレモニーが行われ、主催者を代表して伊波清安教育長があいさつ。伊波教育長は「特別の技法を使った泡ガラスの素晴らしい作品を見て感動している。多くの方々が心行くまで鑑賞してほしい」と呼び掛け、引き続きあいさつに立った現代の名工・稲嶺盛吉氏は「素晴らしい美術館で個展が開かれることに造った喜びが沸いてきた。ガラスを通して地域と触れ合っていきたい」と語り、また、山内村長は「小さな美術館でもいろんな人々との結びつきがある。いろんな人々の協力で稲嶺先生の個展を開くことが出来て喜びを感じ、素晴らしい作品を造って頂き感謝している。作品は正にガラスのダイヤモンドで、これこそ世界に誇ることが出来る沖縄のガラスの文化だ」と氏を讃えました。
 館内にはガラス工芸一筋・四十年、稲嶺氏が炎と技を駆使して造り上げてきた色鮮やかな作品三〇〇点余をはじめ、戦前に使用された駄菓子瓶や金魚鉢、戦後に日用雑器として使われたコーラ瓶のグラスなど懐かしい品々も展示され、鑑賞した人々に感銘を与えました。
 また、展示された作品の中には名工自らが三年有余の研究を経て開発した琉球ガラスの新技法「雲流ガラス」の作品や新しい分野のオブジェ(物体)などが、鑑賞した人々を魅了しました。

テレビ
 お茶の間のテレビでお馴染みの人気番組「裸の大将」で、放浪の天才画家・山下清を演ずる芦屋雁之助さんや出演するタレント、そのスタッフらが本村を訪れ、読谷村を舞台に撮影ロケが行われました。
 本村でのロケは三月六日~十二日間の日程で、残波岬公園や座喜味城跡、やちむんの里、ホテル日航アリビラなどで撮影。そのエキストラには村民数十人が出演したのをはじめ、その対応には村経済振興課商工観光係を中心に協力態勢が行われ、撮影は無事終了しました。

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