読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1996年7月発行 広報よみたん / 51頁

【見出し】読谷補助飛行場における米軍パラシュート演習による事件、事故記録(抜粋)

※表 『読谷補助飛行場における米軍パラシュート演習による事件、自己記録(抜粋)』

復帰前
No. 事故発生年月日 被害の状況
1 1950.8.2 ・喜名2212番地、比嘉自栄さん宅に補助燃料タンクが落下、知念洋子ちゃん(当時3歳)が片足切断、全身打撲などで死亡
2 1963.1.17 ・喜名2225、照屋栄徳さん宅セメントがわら住居に米軍貨物落下損害を与える
3 1963.4.3 ・喜名2166、玉城蒲郎さん宅の5㍍地点に貨物落下
4 1964.3.20 ・座喜味、親志、喜名、の数十カ所に4㌧のコンクリートのかたまりや、ジープ、武器等が落下し、座喜味2296番地の松元平郎さん宅には米兵が落下して屋根がわらを割り、喜名237番地の漢那朝章さんのキビ畑にはジープが落下して、キビ千坪が荒らされ、喜名から座喜味に至る県道12号線路上には弾薬の入った50ポンドの木箱が落ち、地域住民に不安と恐怖、そして大きな損害を与えた
5 1965.6.11 ・座喜味2306、棚原隆子ちゃん(喜名小5年)が自宅の庭先で米軍のトレーラー事故で圧殺される
6 1966.11.29 ・座喜味203、比嘉八郎さん宅に米軍機から角材落下、屋根をぶち抜き瓦桟をへし折り床上に激突した
7 1967.6.23 ・喜名421、備瀬智堅さん宅の屋根に米軍人が落下、屋根がわらを突き破る
8 1970.5.4 ・喜名2225、翁長マツさん宅セメントがわら屋根と喜名300、金城睦仁さんの鶏舎のトタン屋根及び日除け用扉2枚に陸軍特殊部隊の降下兵2人が落下し損害を与え、喜名2225、当真嗣信さん宅の庭先にも落下、花鉢を破損、花木にも損害を与える
9 1970.7.20 ・座喜味2214、久場ツルさん宅のおもりのついたパラシュート(約15斤)が落下、知花養鶏場西側約100㍍の道路上に落下
10 1976.11.12(同11.27) ・飛行場内で黙認耕作中のキビ畑やイモ畑に石油の入ったドラム缶を数個一組に梱包したパラシュートが落下し、それを回収するトラックが農作物をふみつぶし被害を与えた。喜名部落内の屋敷にパラシュート兵が落下
11 1977.12.4 ・スカイダイビングクラブが降下レクリエーション中、畑を踏み荒らす
12 1978.1. ・座喜味453、照屋カマさん宅の屋敷内に米兵落下、菜園を踏み荒らす ・座喜味392、幸地松千代さんの豚舎近くに米軍兵が落下
13 1979.4.11 ・スカイダイビングクラブが降下レクリエーション中畑を踏み荒らす ・喜名小学校校庭に落下
14 1978.12. ・米軍女性パラシュート兵が高志保1596-3、松田政国さん宅屋根の水タンクに落下
15 1979.4.22 ・スカイダイビングクラブの米兵が農耕している農夫の至近距離に落下、農夫がショックを受ける
16 1979.5.26 ・読谷高校東側校庭に米兵の無人パラシュート落下、米兵は補助パラシュートで国道58号県道6号付近の伊良皆部落内の畑に落下
17 1979.11.6 ・夜間、読谷ニューハイツの住宅地域に米空軍のテストパラシュート(重り、シグナル灯付)が民家から13㍍の距離に落下。パラシュートには鉄コンの重り(7キロ)と、強力な閃光を発するシグナル2基が取り付けられていた
18 1981.4.21 ・午前8時30分、訓練中の米海兵隊のパラシュートが演習場内から大きくはずれ古堅小学校近くの黙認耕作地に落下した。当時の学校では生徒約千人が朝礼をしており、今にも頭上に落ちそうになったパラシュートに騒然となった。
19 1981.8.18 ・強風下にもかかわらず米海兵隊は演習を強行し、7人のうち2人が目標地点から大きくはずれ演習場外の民間地域に落下し、農耕していた農夫の目の前に落下したため大きなショックを受ける
20 1981.11.19 ・米空軍の降下兵がターゲットをはずれ、イモ掘り学習を終え、教師、母親と整列を組んで帰宅途中の幼稚園児の頭上スレスレに落下したため、園児132人、教師4人、母親13人が騒然となり、大きなショックを受けた
21 1986.4.28 ・その日、102人の米兵が降下した。その中の3人が目標を大きくはずれ、滑走路東側場外へ落下
22 1986.6.25 ・村運動広場、多目的広場へ5人の米兵が落下、にもかかわらず演習を強行し今度は6人の米兵が目標地点を大きくそれて、伝統工芸センター、保育園の西側5㍍地点、福祉センター後方、イモ団地方面へ落下、あわや大惨事となるところであった
23 1987.4.15 ・高々度からの訓練はしないと約束したにもかかわらず実施し、7人の米兵が目標地点を大きくはずれ伊良皆のゴルフレンジ近くに落下、近くで農作業をしていた農家の皆さんに大きなショックを与える
24 1988.7.26 ・演習通報もなく、現場の警備態勢もないまま、抜き打ち的に演習を実施し滑走路東側場外へ2人の米兵が落下
25 1988.8.17 ・降下中の米兵パラシュートが上空において異常が起こり、パラシュートを切り離す。無人になったパラシュートは滑走路東側の場外へ落下、補助パラシュートで降下した米兵も目標地点から大きくはずれて伊良皆運動場近くのキビ畑に落下する
26 1988.10.27 ・演習中止が発表され、現場の規制もなく人々が往来する中で演習が実施され、2キロに及ぶ米兵の鉄カブトが通常の規制区域外である伝統工芸センター南側のキビ畑に上空300㍍から落下した
27 1989.4.13 ・高々度からの降下演習はやらない約束になっているにもかかわらず、高々度からの降下を行い、2人の兵士が演習場外へ落下した
28 1991.3.7 ・滑走路北側の演習場外へ4人が降下した。3人は伝統工芸センター近くに、1人は座喜味地区の民家まで約50㍍の地点であった
29 1992.12.22 ・楚辺1279-28、東恩納ハツ子さん宅庭先に米兵1人が降下
30 1993.11.9 ・最後に降下した4人の内1人が風に流され、目標地点(警備規制地域)をはるかに超え、通勤通学路上に降下した

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