読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1996年8月発行 広報よみたん / 13頁

【見出し】読谷の自然(5) =鳥類編= <留鳥>イソヒヨドリ (ヒタキ科ツグミ亜科)(方言名:イシジューサー) 訓練の成果を披露~村営ニライビーチで海難救助訓練~ 

 背中が青い色したきれいな鳥で、雄は胸から腹にかけて赤みがかる色をしています。
 主に残波岬や渡具知、長浜などの海岸線とその後背地の草地や農耕地、住宅地などでみられます。巣は崖地の岩のすき間や岩棚などにかけますが、最近市街地にも進出してきて「都市鳥化」し、人家の軒下や学校のような高い建物のすき間などにも巣作りするようになりました。
 繁殖期は四月~六月で、素材としては枯れたイネ科植物やビニールのひもなどを敷きつめて利用します。卵の数は三個から四個で、薄い青みを帯びています。
 ヒナに与えるエサは主にガやチョウの幼虫ですが、時にはトカゲやヤモリ、リュウキュウジャコウネズミなどの動物と、植物ではガジュマルの実なども与えます。
(留鳥…沖縄で一年中見られ、繁殖もしている鳥。写真はガジュマルの実をくわえる雄)
文…県立博物館学芸員・嵩原建二

 本格的な夏・海のシーズンを迎え、海洋レジャー事故に対する救助態勢の充実と海難事故防止の意識高揚を図ることを目的に七月九日午後、日航アリビラの村営・ニライビーチにおいて海難事故を想定した救助訓練が実施されました。
 この訓練は、恩納・読谷地区海難救助連絡協議会(古堅宗達会長=読谷漁協組合長)が主催したもので、訓練には第十一管区海上保安本部や読谷消防本部、ヨミタンリゾートマリンクラブなどの関係機関の約五十人余が参加し、日頃の訓練の成果が披露されました。
 マリンクラブによる「ビーチ遊泳区域にて溺者発生」や「水上バイク同士の衝突で意識不明者発生」を想定した訓練では、通報を受けたビーチスタッフが水上バイクで現場に急行して遭難者を救助。
 読谷消防本部は「スキューバダイバーが溺れ行方不明になっている」ことを想定し、レスキュー隊が海中を捜索して遭難者を救助して陸に引き揚げ、人工呼吸を施した後に救急車で搬送。また、第十一管区は「ウィンドサーファーが漂流し救助を求めている」ことを想定し、ヘリコプターを出動。遭難者を発見すると、目印になる緑色のマーカーを投下し、海上の救助隊(この日は都合により水上バイクを代用)が無事救助し、本番さながらの訓練が展開されました。

《海での安全に気をつけよう》
 海での事故はつい夢中になって背の立たないところへ行ってしまったり、油断したすきに起きてしまいます。
 海でのルール、マナーをしっかり守り、絶えず安全第一に楽しい海水浴を心がけましょう。
万一、溺れている人を見つけたら大きな声で多くの人に助けを求め、また、すぐに救急車(一一九)へ連絡を取りましょう。

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