読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1997年8月発行 広報よみたん / 13頁

読谷の自然(17)=鳥類編<夏鳥>= おしゃれなブルーのアイシャドウサンコウチョウ(カササギヒタキ亜科) 絵画の魅力がいっぱい~県内美術家展望展~

県内には夏鳥として繁殖のために渡来し、低地から山地の森林内でみられます。鳴き声の聞きなしが「ツキヒーホシ ホイホイ」とされることから、この名前がついています。
 黒い頭にブルーのアイリングが目立つきれいな鳥で、雄は体の三倍もある長いひらひらしたリボンのような尾羽をもっています。
 繁殖の時期は五月から七月頃で、巣は地上から二~三mくらいの高さの又になった細い枝などに、木の皮や枯れた細いツルなどを丸めてカップ状の巣をつくります。これにクモの糸でコケ類をはりつけ、保護色にして目立たなくしてしまいます。卵は三個から四個ほど産みます。
 繁殖期が終わり、南に帰るしばらくの間は、メジロやシジュウカラ、サンショウクイなどと「混群」をつくり、森林内を移動しながら、エサを採っている姿が、よくみかけられます。
文…県立博物館学芸員 嵩原建二

 七月六日~八月十日を会期に、「97県内美術家展望展」(主催・村教育委員会、村立美術館)が開催されました。
 この企画展は、県内七支部美術団体の絵画と併せ、村内村出身美術家が描いた作品を一同に展示して作家の画風を学び、村民の感性を高める機会にしようと毎年開催されている展示会で、今年で七回目を迎えました。
 五日の午後には同展のオープニングセレモニーが催され、伊波清安教育長や当真嗣清助役、儀保輝和議会議長らが出展者らに感謝の言葉を述べる中、屋良朝春日本美術協会沖縄支部長は「県内七支部の絵画展は、県内で唯一の内容ある企画展であり、会員にとっても励みとなり研鑽できる展示会である」と語りました。
 美術館には、県内七支部からアクリルや油彩などの素材で描かれた絵画や村出身画家の作品に加え、鉄や木・プラスチックを利用しての絵画作品に段ボールの彫刻など四十三点の作品が展示され、鑑賞した人々に芸術の奥深さを実感させました。
【県内七支部・出展数】
■亜細亜美術交友会沖縄支部(新崎竜哉支部長=4点)
■沖縄旺玄会(喜久村徳男支部長=6点)
■光陽会沖縄支部(吉永ます子支部長=5点)
■沖縄新象作家協会(大浜英治支部長=6点)
■中央美術協会沖縄支部(渡慶次真由支部長=4点)
■二科会沖縄支部(西村貞雄支部長=5点)
■日本現代美術協会沖縄支部(屋良朝春支部長=6点)
【村内・村出身美術家】
池原芳昭(古堅五七-三)
ウエチヒロ(浦添市在)
波平栄宏(古堅五一三)
北村英子(大湾四六四)
真栄田茂子(楚辺一四〇〇-九八)
比嘉良徳(沖縄市在)
与久田健一(長浜一八四二)

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