読谷村議会(儀保輝和議長)の「第二七二回議会定例会」が六月十八日~二十七日を会期に開かれ、新議事堂では初の定例会を祝うセレモニーが行われました。
議会初日、新議事堂では読谷村文化協会のメンバーによる「龍落とし」の古典音楽演奏に乗り、議会議員や村執行部の方々が入場。次いで天女が入場して詞章が唱えられた後、儀保議長が声高らかに「執行部、議会は『和して同せず』で車の両輪のごとく、読谷村のムラづくりに邁進しよう」と開堂メッセージを読み上げました。
新議事堂には琉歌が掲げられ、これを創作した仲宗根盛敏議員が『政治持ち館 あん清らさつくて 永遠に読谷の栄えなゆさ』『玉の御座敷や 御万人の情け 肝に思み染めて村に尽くさ』と朗読。その後、「かぎやで風」の舞踊が披露され、新議事堂の開堂式が厳かに挙行されました。
北中城文化協会(新垣洋子会長=本村の牧原区出身)では、文化協会の活性化を図ろうと、読谷村文化協会(岳原宜正会長)との交流会を行いました。
これは、同協会今年の十一月に「文化祭」のイベントを計画していることから、交流を通して開催方法などを学ぼうと県内の文化協会をリストアップ。その中から「ムラ興しで最も活躍している読谷村を学ぼう」と、読谷村文化協会に白羽の矢をたて、一泊二日の日程で本村を訪れたもの(七月五日)。
来村したメンバーは二十人で、一行はこの日、村内の文化施設などを視察した後、夕方には村総合福祉センターで本村文化協会との交流・懇親会が行われました。
読谷村文化協会からは各部会のメンバー約五十人余が出席して北中城文化協会の方々を迎え、その席上、岳原会長は「お互いの文化交流を通して素晴らしいムラづくりをしよう」と歓迎の言葉を述べ、これに、北中城の新垣会長は「文化祭を成功させるため、素晴らしい活動をしている読谷村を学んでみようと読谷の旅を計画しました。北中城の文化を創りあげていこうと皆意気込んでいます。素晴らしいものを持ち帰り、皆が心を一つにして文化祭に取り組みたい」と語りました。
なお、初日の交流を終えた一行は沖縄残波岬ロイヤルホテル(米田等支配人)に宿泊。翌六日は、村文化協会の各部会との研修会(意見交換会)で、交流を深めました。
6月の村交流
人口:35143人 (+67)
男:17486人
女:17657人
出生〔41〕 死亡〔13〕 転入〔129〕 転出〔89〕
世帯:10071 (+25)
( )内は前月比