読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1998年2月発行 広報よみたん / 13頁

読谷の自然(22)=鳥類編【冬鳥】= センダンの実が好物 シロハラ(ヒタキ科ツグミ亜科) 子どもたちに夢と希望を与え続けて50年 山口サンタに感謝状 

サシバが渡り終えた十一月頃から県内に渡来してくる冬鳥で、森林地域やキビ畑などの農耕地、公園などでふつうに見られるツグミの仲間の鳥です。
「クワッ、クワッ」とか「チーー」と鳴き、落ち葉をひっくり返したり、小さなくぽみができるくらいに落ち葉の下を掘り起こしたりして、ミミズや小さな昆虫類などを見つけてエサにします。また、冬に熟した実をつけるアカギやセンダンなどの果実もヒヨドリ、シロガシラなどともに飛来してきてよく利用します。県内で冬越しする冬鳥の中では比較的個体数が多く、渡りの途中に学校や住宅の窓ガラスにぶつかり、保護される個体が多いのもこの鳥です。
 村内では林のある場所では至るところで見られますが、特に比謝川沿いの森林や座喜味城周辺、長浜ダム周辺などで数多く越冬しています。
 文・・県立博物館学芸員
    嵩原健二

 毎年十二月になると北は北海道から南は沖縄(読谷)まで、全国をめぐり、五十年にわたって保育園の子ども達や福祉施設、老人ホームのお年寄りにクリスマスプレゼントを届けている山ロサンタ=山口児童文化研究所・山口秀和所長(78歳)が、昨年十二月八日に来村し、村内の保育園の園児や残波かりゆし学園、特別養護老人ホーム「読谷の里」のお年寄りらにプレゼントを届けました。

 本村と山ロサンタの出会いは十五年前、以来、山ロサンタは継続して毎年、本村の子ども達に大きな夢と希望を与えてきました。そのお礼にと十二月十日午前、山内村長は山ロサンタを役場一階ロビーに案内し、多くの職員の前で感謝状と記念品を贈った上で、「山口先生は十五年にわたって読谷村のお年寄りや子ども達に大きな夢とロマンを与え励ましている。山口先生の福祉に対する思いは、山よりも高く海よりも深いものがあり、私たちはその思いを大事にしたい。読谷の街づくりに物質的に精神的に尽力していただいた山口先生に深く感謝したい」と述べ、氏の功績を讃えました。
 これに、山口氏はサンタクロースになったきっかけを述べた上で、「サンタになって五十年間、いろんな街を歩き諸施設を慰問してきた。子ども達から『来年もきてねっ』という声をかけられ、サンタには定年がないんだなと感じている。文部省や厚生省から表彰の話もあったが、子ども達の鼻水やヨダレが自分の勲章だと思っている。沖縄に来て二十五年になるが、私は読谷が好きで待っている子ども達がいるので毎年訪れている。読谷村が益々発展していくよう祈願する」と応えました。

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