守ってますか!「シンデレラタイム」
嘉手納・読谷シンデレラタイム運動推進連絡会(金城房枝会長)は、これまでシンデレラタイム推進運動を強力に展開しております。
平成六年の設立以来、夜型社会の是正に向け「大人は遅くとも夜十二時までに、児童・生徒は午後六時三十分までに帰宅しましょう。」との啓発活動を推進してきました。
嘉手納署管内において、不良行為で補導された少年が平成九年は八三三人、平成十年は九五七人と増加傾向にあります。そして今年はさらに悪化の兆しが見られます。
シンデレラタイムの発祥地である嘉手納・読谷両町村において、今年六月に婦人会を対象に一、〇〇〇人に対してアンケート調査を実施したところ、七五〇人から回答をいただきました。
その結果、「シンデレラタイム」を九割以上の住民が知っており、かなり浸透していることが分かりました。一方では「家庭の日」を知っているのが約三割と少ないことが分かりました。
シンデレラタイムの時間設定については、約七割が良いとしておりますが、家庭で門限を設定しているのは約四割、子供の帰宅時間を知っている親は約七割と関心はあるものの、対応には柔軟なようです。
家族団らんの場で子供たちと色々な話しする家庭は九割に達し、家族で揃って行動するというのも約八割と高い結果がでました。
今後の課題としては「大人自身が行動を律して、子供に模範を示すべき」との意見があり、増加傾向にある深夜はいかいを中心とする少年非行の増加を大人が毅然とした態度で臨む必要があります。