2000読谷やちむん展 会期:3月31日まで
村内の陶芸家四一窯元の力作一一八点を一堂に集め、読谷村美術館で二月五日から三月三十一日までの日程で「二〇〇〇読谷やちむん展」が開催されています。
二月四日に行われたオープニングセレモニーで伊波清安教育は、「読谷のやちむん展は沖展や日展と錯覚するほどレベルが高く、毎回期待を寄せています。やちむんは庶民的な表現ですが、皆さんのは芸術作品です。技術の交流会としてください。」とあいさつを述べました。
窯元を代表した久場政一氏は、「毎年会期中に概ね四千の方々が参観に訪れているということで、この展示会の意義は入きく、関係者の協力をいただき、お互いに頑張りましょう。」と述べました。
安田村長は、「このようにやちむんとふれあいう場をつくってもらって感謝します。村民も感じるところがあり、読谷村のイメージとしても大きく評価されています。」と感謝の意を表しました。
宮城元信美術館長は、「村内四〇余の窯元の作品を一堂に展示し、伝統工芸の村読谷村をアピールすることと、陶芸家の作品を通して切瑳琢磨する場、更に陶芸に親しみ、陶芸の振興に寄与したい。この展示会も一〇年目あたり、秀作、大作を寄せていただき感謝します。」と述べました。
展示ホールには酒壷・シーサー・花瓶・アンビン・ダチビン・大皿・壷瓶等が展示され、訪れる参観者の目を引いていました。