「よみたんガイド養成講座」あなたの思い よみたんの心 語ってみませんんか?
第四回目を数える「よみたんガイド養成講座」は読谷の歴史・文化・産業・風土・自然・平和問題等を学ぶことで、私たちが暮らしている地域を再確認してもらうと同時に、養成講座で学習したことを県内外から来村する各種団体に対して紹介し、本村のすばらしさを理解してもらうことを目的としています。
平成十一年十二月十五日から始まった、養成講座も平成十二年一月三十日で修了しました。
第一回講座は、伊波寛市商工水産課長によるオリエンテーションがあり、その後、「読谷村のむらづくり」について石嶺傳實企画分権推進課長より説明がなされ、むらづくりの原点が基地返還運動にあったことや、これからのむらづくりと将来像を述べました。
第二回講座は、「ゆんたんじゃ」の史跡・文化財等について読谷村文化協会歴史民俗部会の古堅宗彦氏から詳しく紹介がなされました。
続いて読谷村の「平和概論」と題して、企画分権推進課で平和行政を担当する城間康彦主事から、基地の状況や平和行政について説明されました。
第三回講座は現場実習で、先の講座で学んだ村内戦跡や文化財等の解説を受けながら見て回りました。
第四回講座は、伝統工芸(読谷山花織・やちむん)について、読谷山花織事業協同組合の新垣隆理事長より花織の歴史・技法、復興に尽力した人間国宝の与那嶺貞さんのことや、現在の花織事業の取り組みが紹介されました。
続いて、読谷山焼北窯の松田共司さんは、焼物の歴史や作陶の技術等について、実際に焼物を手にして説明しました。
第五回の講座は、「むらおこし・観光」について、読谷村商工会の西平朝吉事務局長からシンポジウム等の開催、元気な商工会の動き等が紹介されました。
続いて、JAゆいな読谷支所の仲宗根悦子女性部長から「大好きな読谷村ゆんたんじゃ」と題して自身の体験談が熱く語られました。
最終講座となった第六回講座は村内観光地や主要産業について現地を見て回りました。講座最終日にあたり、ガイド養成講座に参加した受講生一五人に対して修了証が手渡されました。