混声合唱団よみたん
創立二〇周年記念演奏会でオーケストラと歌う

　混声合唱団よみたんが創立二〇周年を迎え、十月六日に文化センター鳳ホールで記念演奏会を開催し、好評を博しました。
　前回の創立一〇周年メモリアルコンサートから十年ぶりとなった今回の演奏会は団員一同がその成功に向けて特に練習を積んできたとあって、聴衆は美しいハーモニーに耳を傾けました。
　今回は指導を続けてこられた嶺井政三氏が指揮を振るう中でオーケストラをバックに歌う演奏会で、バリトン歌手の山田健氏が特別出演で花を添えました。
　プログラムの第一部で、読谷村歌・赤とんぼ・芭蕉布等懐かしい楽曲を歌い、二部は男性合唱で、ふるさとの雨と特別出演の山田健氏によるバリトン独唱で、サンタルチア・ヴェニスの幻影・オペラ「カルメン」よりを披露し聴衆を魅了しました。
　フィナーレの第三部では、混声合唱のための唱歌メドレー「ふるさとの四季」を歌い上げ、記念演奏会のプログラムを終えましたが、なおアンコールを求める拍手が鳴りやまず、「リンゴの歌」他三曲を歌い、記念演奏会を閉じました。