読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2001年12月発行 広報よみたん / 6頁

第二十七回読谷まつり 世界の読谷山人も参加

第二十七回読谷まつり
 世界の読谷山人も参加

伝統と創造と平和。時代を超え、世代を超え未来へ伝える!

 三線歌謡の始祖「赤犬子」と大交易時代の先駆者「泰期」。壮大なドラマが感動を誘う。

 優れた郷土の伝統文化を継承するとともに、新しい文化創造と活力ある産業の発展を期し、「第二十七回読谷まつり」(同実行委員会)が十一月三日、四日の両日にわたって盛大に開催されました。
 読谷まつりは県内外に広く知られており、村内外から延べ十五万人が訪れ、連日大賑わいとなりました。
 初日は、オープニングに先立ち、楚辺闘牛場で第四回まつり闘牛大会が開催され多くの闘牛ファンで賑わいました。
 まつり主会場となった運動広場では、各小中学生の児童生徒による集団演技の他、大ステージでは「しまうた」、読谷高等学校ダンス部の「創作ダンス」などが多彩に演じられました。今回は、第三回世界のウチナーンチュ大会に参加した読谷出身者が紹介され、フラダンスやタヒチアンダンスが披露され、好評を博していました。
 夕暮れになると赤犬子大主前を迎え、総勢三千人余による古典音楽演奏会があり、始祖「赤犬子」の魂が蘇ります。
 四日には、広場ではちびっこ相撲大会やレディースゲートボール大会、読子連・老人会の集団演技、古堅中学校マーチングの演技。ステージでは「受け継ごう、読谷の心」をテーマに子供たちによる座喜味棒術や渡慶次獅子舞、婦人会、村内琉舞研究所の皆さんによる琉舞など多彩なプログラムが盛りだくさんでした。
 夜になると、たいまつの灯る中、大交易時代のロマンと勇姿を再現した創作「進貢船」がまつりのフィナーレを飾り、
出演者と観衆が一体となり未来への熱意とパワーが最高潮となり盛り上がりを見せていました。

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