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2003年9月発行 広報よみたん / 13頁

読谷の自然(88)昆虫類【チョウ類】27~リュウキュウミスジ~(タテハチョウ科)

読谷の自然(88)昆虫類【チョウ類】27~リュウキュウミスジ~(タテハチョウ科)

 小型のチョウで、県内ではよく見られるチョウです。ハネの表は黒地に白い紋、裏は茶色の地に白い紋があります。ハネを広げたときに白い帯が横に三列あることで、「ミスジ」チョウの名があります。
 奄美諸島以南、台湾、中国南部、東南アジアなどに分布し、沖縄県内では各島に分布しています。成虫は八重山諸島では周年、沖縄諸島では三~十二月に発生します。
 成虫は日当たりの良い林の周辺や農耕地でよく見られ、オスは一定空間を占有します。飛びかたはゆるやかで、二~三回力強くはばたいて、グライダーのようにしばらく滑空を続けます(これはタテハチョウ類独特の飛び方です)。成虫は花の蜜や腐った果実の汁を餌にしています。雌は食草の葉裏に卵を一個ずつ産みつけます。幼虫はタイワンハギ、シバハギ、ミソナオシ、イルカンダなどマメ科植物の葉を食べます。

写真・文:沖縄県ミバエ対策事業所  小 浜 継 雄

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