読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2003年10月発行 広報よみたん / 15頁

読谷村の文化財(31)カガンジウタキ

読谷村の文化財(31)カガンジウタキ

 カガンジウタキは瀬名波にあり、カガンジヌウカミと呼ばれる場合もあります。県道六号線川平交差点を残波岬方向に進み、左方の米軍瀬名波通信施設のフェンス沿いを南側に行った地点にあり、一帯の小字は鏡地原となっています。一七一三年に琉球王府が編纂した古い文献「琉球国由来記」に瀬名波ノロが祭祀する拝所として「カガミ瀬嶽」、神名は「テルカガミノ御イベ」とあり、このカガンジウタキに相当すると考えられます。現在ウタキはコンクリート製の祠になっており、中には複数の香炉が安置されています。祠の前には丸や四角の石柱が三本立っており、石柱は座喜味城跡にある座喜味親方寄進灯籠に似ています。旧暦二月、三月、五月、六月のウマチーなどで拝まれ、昔は木々がしげっておりノロが一時休憩する場所でもあったといいます。
文・文化振興課 仲宗根求

利用者アンケート サイト継続のために、利用者のご意見を募集しています。