特色ある魚文を描き
企画展、金城敏男作陶展開催
読谷村美術館で十月四日から十一月九日までの間、企画展金城敏男作陶展~読谷壷屋焼三十年の足跡~が開催され好評を博しています。
金城敏男氏は、人間国宝金城次郎氏の長男で、十五歳の頃から父次郎氏に師事し、日本復帰の年、一九七二年に壷屋から読谷村のやちむんの里に拠点を移し、以来伝統の技を磨いてきました。読谷村に移った翌年には金城次郎窯に隣接して敏男窯を開き独立。その独立から三〇年間の作品一一五点を展示しています。
十月三日、オープニングセレモニーが開催され、その後やちむん講話として、美術評論家の宮城篤正氏が「陶工金城敏男・人と作品について」と題して講話、その後「ヤチムンに魚が遊ぶ」(一九九八年NHK放送)の上映がありました。
主催者を代表した比嘉隆教育長は、「敏男氏のこれまでの足跡をたどる総合的な企画展示は初めての試みとのことですが、まさに圧倒されます。芸術の秋であり、時宜を得た企画展となっております。」と述べました。
また、濱元朝雄美術館長は「金城敏男氏が読谷で窯を開き三〇年目を迎えることを機会に企画展を開催しました。伝統技能の技の極みを堪能してください。」と述べました。