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2004年7月発行 広報よみたん / 3頁

ノーベル平和賞を夢みる村民基金、二団体に交付

ノーベル平和賞を夢みる村民基金、二団体に交付

 平成十六年度ノーベル平和賞を夢みる村民基金の助成金交付式が、五月二十七日に村長室で行われ、「読谷紅イモ栽培研究会」と「渡慶次山芋づくり同好会」の二団体に交付されました。
 安田村長は、「今回の申請は農家の皆さんがその技術を高めるために自主的な研修を計画しており、生産団体の申請であり意義深いものです。日常の生産活動につながるすばらしい研修成果が期待されます。」と述べました。
 以下に申請者、交付額、内容について紹介します。
◎読谷紅イモ栽培研究会(代表、松田昌俊)
 一、一九二、二五〇円
※日本一のいも作り産地、先進地を視察研修し、良質、安全、安心、信頼で結ぶ「売れる紅イモ」作りを探求する目的で視察研修する。
 研修先…石川県いしかわJA金沢市、北部集出荷場沖縄物産企業連合の神戸店開店イベントへの参加と御市場の視察、徳島県、鳴門金時産地視察と農家との交流。期間…十月、三泊四日、参加者十人。
◎渡慶次山芋づくり同好会(代表、与那覇勇一)
   六九六、五〇〇円
※山芋を栽培し、その加工品を地域特産にするため、むら興しの一環として、鹿児島県の関係施設の見聞や調査研究を目的とする。
 研修先…鹿児島県、九州農業試験作業システム研究室、甘藷パウダー行程視察研修、加治木町農産加工組合、さつまいもの館。期間…七月十六日~十八日(二泊三日)、参加者十人。

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