読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2004年9月発行 広報よみたん / 8頁

保育の窓二四 七夕まつり

保育の窓二四
七夕まつり

 「先生、あと三回眠ったら七夕まつりだよね」子供たちは七夕まつりをとても楽しみにし笹飾りを作ったり短冊を書いたり、毎日指折り数えて待っています。
 今年はあいにくの悪天候で前日まで心配しましたが、まつり当日は涼しい風が吹く絶好の七夕日和りとなり、遠方に住んでいる祖父母の皆様もかわいいお孫さんのために大勢駆けつけて下さいました。
 夕暮れのさわやかな風の吹く中、祖父母や両親に手を引かれ、ゆかたやハッピ姿で、いつもよりおすまし顔でやってきた子供たち、自分たちの作った笹飾りの前で大はしゃぎです。先生たちも日頃と違い全員ゆかた姿で子供たちを迎えました。
 最初に四歳児が日本太鼓を披露し、力強く勇しい太鼓の響きに会場から大きな拍手が湧き上がりました。お互いの音を聞きながら、リズムに乗って楽しそうに太鼓を叩く、自信に満ちあふれた子供たちの姿は本当にすばらしく感動的です。「家ではまだまだ幼いのに」と我が子の成長ぶりに感動し、涙するお母さんもいらっしゃいました。子供たちの可能性って実にすばらしいものですね。
 まつりムードも高まっていき、やぐらをぐるっと囲んで家族一緒に親子遊戯が始まりました。やぐらの上では、祭り大好きのお父さんたちがエイサーで鍛えた腕を発揮して、曲に合わせて太鼓を叩いてくれました。大きな宮太鼓を叩くかっこいいお父さんたちに、子供たちも得意顔です。踊りが終わると、三歳児のお友だちが、ひこ星やおり姫、王様等の役になり、昔から伝わる七夕まつりの由来を披露してくれました。その可愛らしいひたむきな姿に会場の皆様も大喝采です。その後、スイカや手作りのお団子を食べ、楽しい思い出を作ったのでしょう。「お団子とスイカとてもおいしかった」「花火をした時、煙で真っ白になって何も見えなかったね」等、翌日のお部屋での会話はまつりの話しでもちきりでした。
 子供たちは一つひとつの行事を通して大きくたくましく成長します。また日本の伝統行事を体験することで日本の文化や伝統を大切に思うやさしい心も育まれます。
 核家族が進む中、家族揃って楽しむ時間を大切にし、家族や祖父母を大切に思う心を育むためにも、積極的に色々な機会を作っていき、次世代を担う子供たちのために、家族との連絡を密にしながら日頃の保育に邁進していきたいものです。
  のぐさ保育園 金城由美

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