保育の窓二五
子育て支援センター「はばたけ」へいらっしゃい!
「家庭で保育している親子がこんなにも大勢いるなんて…」子どもを保育所に預け、共働きをしながら子育てをしてきた私にとって支援センターを訪れる親子の多さにびっくりしたのが担当者になった初印象でした。それに、ゆったりした時の流れ、ここは保育所とは違う楽しみ方ができる所だなと思いました。支援センターにきている間だけは家事から離れ、子供が要求する遊びをゆっくりと楽しみ、お母さん同士は情報交換や世間話に花を咲かせ、「子供は?」というと家庭では経験したことのない事、例えばおもちゃの奪い合いや交代、順番を待つ等、社会のルールを覚える場となっているようです。その時でも子供の気持ちになって、一言一言納得できるように丁寧に対応する親の言葉かけがあり、聞いていてほんとに感心します。これもゆったりと子育てをしているから自然にできるものなのでしょうね。
支援センターを利用し始めた頃、自分の子育てに不安を抱えその気持ちを担当者に聞いてもらうだけだった親が、我が子の日々の成長を実感するにつれ自信を持ち、今度は他の不安気なお母さんに「大丈夫よ。私もそうだったけど今は楽しいよ」と助言ができるようになっています。アドバイスを受けていた側から次は先輩ママとしてアドバイスをする側へ。そうです、子供はいつまでも今のままではない…という実体験からくるものですね。確実に親子で成長しているのです。今までの親と子の一対一の関係から同年齢の仲間ができ一緒に遊ぶ、支援センター以外の場所へ出かける、それによって仲間意識が芽生えるなど友だちの輪、子育て仲間の輪がどんどん広がっていきます。他市町村、あるいは県外出身のお母さんも多いのでこのように仲間作りのきっかけにもなり嬉しくなります。でも、なによりも担当者が嬉しいのは仕事がお休みのお父さんが一緒にセンターを訪れること。子供と遊んでいる姿はなんともいえず微笑ましい限りで、また、集団の中にいる子供の表情を覗くお父さんも良い顔です。
お母さん方の子育てサークル活動も充実していて手作りの紙芝居、遊具、おやつ等いろいろアイディアも豊富でお母さん方の秘められたパワーに驚かされ良い刺激を受けています。支援センターは堅苦しい場所ではありません。「一人で子育てに不安を抱えている方」「子供を連れて行く所がないと思っている方」「友だちが欲しいと思っている方」どうぞ支援センターへいらして下さい。子供の幸せを願う親の思いはみんな一緒。あなたも子育て仲間になりませんか。
文、子育て支援センター
大城美奈子