読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2004年10月発行 広報よみたん / 9頁

めざせ健康ゆんたんざ18 動脈硬化にご用心!~最近気になる中性脂肪~

めざせ健康ゆんたんざ18

動脈硬化にご用心!~最近気になる中性脂肪~

 五月からスタートした住民健診も半分が終わりました。「今年の健診結果は大丈夫かねー?」「ひっかかっているのはないのかねー?」など健診の場でよく耳にします。その健診で最も高頻度に認められる検査値異常が食事の影響を強く受ける中性脂肪です。健診で「中性脂肪値が高いですね」と言われたことはありませんか?これは、血液中の中性脂肪が一五〇㎎
d1以上の状態を意味しています。
 今回は、その気になる中性脂肪についてお話します。例えば、自動車は、ガソリンがなくなると動かなくなります。そうならないように、車にはガソリンタンクがついていて、常に予備のガソリンを蓄えておけるようになっています。人間の体も同じように、いざという時に備えて、予備のエネルギーを蓄えています。この中性脂肪はエネルギー不足の時に利用されますが、蓄えが多くなりすぎると、血管を傷つけことになり、心筋梗塞、脳梗塞・脳出血などの病気につながります。その原因としては、体質・薬の影響・生活習慣(過食、運動不足、アルコールの飲みすぎなど)の乱れ等があげられます。これらのうち特に多いのが、生活習慣を原因とするタイプです。
 グラフは、平成十五年度 読谷村の住民健診の結果より男女の年齢別に中性脂肪の高い人がどのくらいいるかを表しています。グラフを見てわかるように各年代ともに女性に比べて男性の割合が高くなっています。二十歳代男性では三人に一人の割合で中性脂肪値に異常があります。また、働き盛りの四十~五十歳代男性の検査結果は、二人に一人が高くなっています。このことから読谷村男性の若い頃からの生活習慣が気になるところです。中性脂肪が高い状態が続くと血液がドロドロになってしまい、動脈硬化を起こしやすくなります。中性脂肪値が高いことは動脈硬化を起こしやすい状態の「サイン」なのです。この結果を真剣に受け止め生活習慣の改善に努める必要があります。一般的な改善策としては、①規則正しく、バランスのとれた食生活をする。②自分にあった適度な運動をする。③過度の飲酒は避ける。といった日頃の食事内容や生活面での改善が何よりも大切です。健康共生課では、個人に応じた具体的な改善方法を一緒に考えて健康を推進しています。お気軽にお問い合わせください。
文:健康共生課 高宮城智美

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