保育の窓二六
地域に開かれた保育所をめざして!
「おはようございまーす」今朝も元気なあいさつが交わされています。笑顔がはじけて、仲間の中で日々、たくましく成長している子供たち。〇歳から五歳までの子供たちがそれぞれの家庭から、今日もボクのわたしの保育所へやってきます。「生活とあそびの場」へ、一人ひとりのおもいを受け止め、仲間づくりを見守る。その環境づくりをし、保護者とのパートナーシップを大切に保育をすすめています。
北保育所の窓から見える光景は以前と比べ変わっていません。広い園庭、大きな築山、砂場、ガジマルの木、元気に遊んでいる子供たちでにぎやかです。日々の生活の積み重ねが確実に一年の成長となり、子供たちの成長を保護者と共感できる嬉しい場面もいっぱいです。
しかし、社会の流れの中で保育所を取り巻く状況、子育て環境は変化してきました。今年度、国は公立保育所の運営費の一般財源化という厳しい政策を打ち出しながら、一方では、少子化対策として、次世代育成支援の法定化という矛盾の施策も展開しています。核家族化が進み、育児・子育てのノウハウが伝わりにくくなっています。子育てに悩む人も多くなってきました。保育所が、地域に開かれ地域と共に歩むことが更に求められるようになりました。これまで、園庭開放、高齢者との交流、施設訪問、学校の体験学習の受け入れ、伝統文化に親しむ(エイサーや空手…)等の地域交流に取り組んできました。これからも地域の子供たちとの共育ちのできる場として、入所児のみでなく、地域の育児、子育てで必要としている人が気軽に、足を運べるような「地域に開かれた保育所」として日々努力していきたいと思います。
保育所とは、子供を守り育てるところ、仲間と笑ったり泣いたりして成長するところ、子供たちの心の中に幼児時代の楽しかった思い出をたくさん残してあげられるよ
うに…。
読谷村北保育所 岸本和枝