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2004年11月発行 広報よみたん / 12頁

めざせ健康ゆんたんざ19 高血圧を放っておかないで!

めざせ健康ゆんたんざ19
高血圧を放っておかないで!
~突如、襲ってくるサイレントキラー(沈黙の殺人者)~

 今月は、動脈硬化を促進するだんご四兄弟の次男・高次(高血圧)についてお話いたします。
 健診で「血圧が高め」といわれたことはありませんか?高血圧は日本人に非常に多く、読谷村の住民健診(図1、平成十五年度四十歳以上の有所見者の人数)でも三九%の方、三人に一人が高血圧の恐れがあるといわれています。高血圧が恐ろしいのは、殆ど自覚症状がないにも係わらず命にかかわる病気である心臓病や脳卒中の大きな原因になっているからです。事実、村の死亡原因の二位(心臓病)、
三位(脳卒中)を占めています。そして介護保険の二号保険者(四〇~六四歳)の原因疾患でも総数四八人(男三二人、女一六人)のうち約七〇%(三三人)が脳血管疾患によるものです。
 血圧の単位はmmHgで表示されます。これは血圧が水銀血圧計で測定されるためで
例えば100mmHgの血圧とは水銀柱を一〇〇㎜まで押し上げる力を意味します。水銀の比重は水の一三・六倍ですから水柱なら一三六㎝に相当します。このような強い力があるからこそ動脈から何度も枝別れし毛細血管のレベルになっても組織内に血液を流すことができます。血圧は変動するので、一時的に上がることはよくあります。しかし、血液の量が増えたり血液がドロドロして流れにくかったり血管が狭くなった状態が続くと、血液を全身に送り出すのに、強い力が必要になり、血管に圧力がかかってしまいます。古いゴムホースに勢いよく水を通したときのようにいつかは破れてしまい、心臓病や脳卒中を引き起こしてしまいます。
 一般的には、高血圧の基準として、日本高血圧学会(図2)の基準を採用しています。血圧値が140/90mmHg以上の人を高血圧としていますが中高年は、血圧を下げる目標値を130/85mmHg、高齢者では少なくとも140~160/90mmHg未満としています。予防の決め手は①減塩を心がける②適正体重を維持する③脂肪の取りすぎに注意する④運動する⑤アルコールを控える⑥禁煙を実行するなどです。
 最近は手軽に計れる自動血圧計が市販されていますので普段から血圧を測って記録しておくと健康状態の把握に役立ちます。また地域の公民館に体脂肪計と血圧計が備えられている所もありますのでぜひ活用してみてください。
 食欲の秋、運動の秋と沖縄でもいい季節になりました。あなたにとって今年はぜひ行
動する秋、生活習慣の改善のきっかけにしてほしいですね。
文、健康共生課
   保健師、知花 トモ

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