防災一口メモ
ニンガチ・カジマーイ
(二月・風廻り)
沖縄には、冬から春に移行する旧暦の2月頃、ニンガチ・カジマーイ(二月・風廻り)と呼ばれる海の荒れる日があります。この時期には西高東低の冬型の気圧配置が緩み、台湾付近に低気圧が発生して沖縄地方を通過します。この低気圧は発生後に急激に発達し、また移動速度が速いことから、天気の変化が早く強い風が吹き大荒れの天気となるという特徴があります。風の廻り(変化)が早いことから、ニンガチ・カジマーイと称されて、台風に次ぐ荒れ日として漁業関係者から恐れられています。
今日ではこの種の低気圧もある程度予測可能となりましたが、天候が急変するため、今でも遭難する船舶があり、海上業務に携わる方は常に新しい気象情報の入手を心がけ、強風や高波に注意する必要があります。
問い合わせ 沖縄気象台 ℡833―4069