読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2006年4月発行 広報よみたん / 14頁

村民の声 「ご意見箱から」

村民の声
「ご意見箱から」
 村役場ロビーに設置してある、「ご意見箱」やホームページの「メール投書箱」に寄せられた投書の中から抜粋して回答します。
○年末の仕事納めについて
 役場職員が年末の仕事納めに業者から酒などを受け取ることは絶対にやってはいけないことです。しかし、受け取る部署があるそうですね。
 役人という気持ちがあるのでしょうか。持って行く業者と持って行かない業者では取扱いに違いがあるのでしょうか。
回答
 公務員が利害関係のある業者から酒などの供与を受けることは許されないことです。そのようなことで取扱いに違いがでることはありません。
 年末の業務終了後に行う仕事納めについては、業者の皆さんから寄贈を受けないように指導をしてきたところでありますが、疑いを受けるような事があれば、指導監督を徹底してまいります。
 ご指摘有難うございました。今後も気づいた事がありましたらお知らせ下さい。
問い合わせ 役場総務課 ℡982―9201

○管理型産廃処分場について
 「広報よみたん」1月号を読んで、今問題の管理型産廃処分場について村は県に対して許可しないように要請したり働きかけたりしていることが分かりました。
 許認可権は県にあるとの事ですが、許可された場合、10年後20年後に起こる健康被害は誰が補償するのですか。発生したダイオキシンは空中分解せず永久に漂うことで地域住民に被害がでることが避けられません。被害者が出て大きな問題になってからではなく、そうならないために誰が保証するのかを明確に回答して下さい。
回答
 1月号で説明しましたとおり、計画に対する許可権が県知事にあることから県知事・県議会議長に対して、「当地域へ今以上の産廃最終処分場の集中は容認出来ない」旨の村の考え方を伝え、計画については許可しないように要請したところです。
 要請を受けて2月10日に県議会文教厚生委員会の現地調査が行われました。
 調査の中においても地域の実情を説明し、計画について村としてあらためて反対であり許可しないように要請をしています。
 保証についての質問ですが、許可権限は県にあり、許可された場合の指導監督は、県が行うことになります。しかし、そういうことが起こってはいけないので施設を作らせないことが大切です。
 村としては、今回の計画について県に対し、許可しないよう今後も働きかけてまいります。また業者に対しては計画を撤回してもらうような粘り強い運動を地域の皆さんとともに進めることが大切と考えております。
 地域住民にはご苦労が続きますが、ご理解とご協力をお願いします。
問い合わせ 役場健康増進課 ℡982―9214

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