読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2008年3月発行 広報よみたん / 10頁

めざせ 健康ゆんたんざ vol51 お腹にいるときからはじめる生活習慣病予防

 今回は次世代を担う子供たちの健康づ<りを妊娠期から考えたいと思います。  人間は妊娠明週前後、母親の胎内で育まれ誕生します。出生児の体重は平均3000gぐらいで生まれると理想的です。ところが、妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)やなんらかの病気などがあった場合や妊娠37週を待たずに出産になると赤ちゃんは小さめに生まれます。その体重が2500g未満だと「低出生体重児」といわれます。また、お母さんの喫煙やアルコールを飲む習慣は、低出生体重児が生まれてくる原因にもなります。さらに、最近の研究では「やせの妊婦」からは低体重児が生まれやすいという報告もあります。  小さく生まれた赤ちゃんは、子宮の中で十分な栄養をもらうことができず、発育不全の状態にあったのです。そのような子宮環境でも赤ちゃんは、一生懸命少ない栄養を吸収し、体に蓄えようとする仕組みを目ら作り出していきます。ところが、子宮内で低栄養状態に体を適応させてきた赤ちゃんは、生まれた後も外界の食料が不足していると勘違いし、少ない栄養でも生きていけるよう「蓄える」仕組みを持続させていくのです。結果、その栄養の種類や量、生活リズムなどが影響し、将来肥満などの生活習慣病を割き起こす率が、正常の赤ちゃんより高いといわれています。ここで注意してほしいことは、「小さく生まれた」「早産だった」ことで必ずしも将来、生活習慣病になるということではありません。生活習慣病の芽は持っていても、今後の食生活や生活習慣に気をつけていれば必ず予防ができるのです。  沖縄県は低体重(2500g未満)の出生率が全国一位です。様々な要因があると思いますが、妊娠中の喫煙と低体重児出生とは深く関係しています。  これから母になる方、現在妊娠申の方、妊婦の周囲におられる喫煙者の方、赤ちゃんの健やかな成長を支えていくため「自分に何ができるか」考えてみませんか? 健康増進課保健師 知花ちせ

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