読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2008年4月発行 広報よみたん / 4頁

3.23県民大会 悪天候の中6000人が参加

 3月23日、北谷公園野球場前広場で「米軍のあらゆる事件・事故に抗議する県民大会」が開催され、米兵事件に対し効果的な対応をしない日米両政府に抗議し「米軍優先の日米地位協定の抜本改正」などを求める決議を採択しました。
 今回の県民大会は、米兵の事件・事故から県民生活と人権を守るため、抗議の意思を日米両政府、全国民に訴えるために県子ども会育成連絡協議会や県婦人連合会など県社会教育団体の呼びかけで開催されたものです。
 大会では、主催者や市町村長などのあいさつに続き、犯罪の被害者から「事件で心に一生の傷を負い、日本政府が捜査でも裁判でも助けてくれなかった。」「被害者は悪くない、これから強く生きていきたい。平和な地域を作っていこう」と怒りや悲しみを込めた訴えがあり、後を絶たない米兵の事件・事故と、防げない日米両政府に対する抗議と怒りが広がりました。
 沖縄では、基地あるが故に多くの課題・問題を抱えており、今後も人権に関わる事件の発生が懸念されます。
 日米両政府を相手に「米軍優先の日米地位協定」を改正させるには、県民が自らの怒りをこうした大会で示す必要があります。読谷村では、村内23団体で実行委員会を結成し多くの村民が強い雨の中、大会に参加協力していただき感謝いたします。
 今後とも村民各位のご理解とご協力をお願いいたします。

読谷村長 安田慶造

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