平成10年1月に読谷村より委託を受け、「読谷の里在宅介護支援センター」が読谷の里に設立されました。在宅の高齢者や家族に対して在宅介護に関する総合的な相談センターとしての役割を担ってきました。自宅で認知症の高齢者の介護や寝たきりの高齢者を支える家族、一人暮らしの高齢者の方々の自宅を訪問し、必要に応じて介護保険や読谷村老人福祉サービスの手続きなどを行ってきました。また、
地域の民生委員や相談協力員と一緒に高齢者の手となり足となり福祉課や社協とも連携しながら高齢者が住みやすい村づ<りに努めてきました。
平成18年4月の介護保険法改正に伴い、「在宅介護支援センター」から「読谷村地域包括支援センター読谷の里」へと移行し、高齢者を支える中核的センターが誕生しました。高齢者が「住み慣れた地域や自宅で、生きがいを持ち元気に暮らし続けたい」という目標を掲げ、各字のゆいま一るへ訪問させて頂き「転倒予防教室」などの運動指導や栄養指導、また認知症講演会など介護予防事業を展開してきま
した。これまで歩んできた11年間、色々な思い出が思い返されます。たくさんの元気な高齢者や家族
との出会い、素晴らしい笑顔を拝見する事ができ、私たち自身多くの勇気を頂き、たくさんの幸せを感じる事ができました。読谷の里在宅介護支援センター、地域包括支援センター読谷の里と共に読谷村の高齢者き支えてくださった民生委員・区長会・老人会・ボランティア・相談協力員・地域住民の皆さんに心より感謝を致します。
平成21年4月からは読谷村地域包括支援センターは読谷村の受託運営となります。今後、高齢化が進み、地域で高齢者を支え助け合うことがますます重要となり、地域の皆さんの理解や協力が必要不可欠となります。4月からは読谷村が介護予防事業の中心となり「元気なお年寄りがたくさん住む村、読谷村」を目指し、お年寄りから受け継いだ「ゆいま一る精神」をこれからも大切にし、読谷村が更なる老人福祉の充実・発展することに期待いたします。
読谷村地域包括支援センター 読谷の里