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1957年9月発行 読谷村だより / 4頁

栄養のとり方 赤黄青の三色運動

栄養のとり方
赤黄青の三色運動
 正しい食生活に一番大切なものは先ず何よりもつり合いのとれた栄養をとる事が必要でいくら栄養価があるからといって毎日肉や魚ばかりを食べていたのでは一時的にはよいがかえって悪い結果を招くことになります。これと反対に忙しくてめんどうがましいからといってソーメンや野菜ばかりですませているとこれまた大変な結果を招いて栄養失調からいろいろな病気をひき起す原因をつくる。
 そこで赤黄青の三色運動ということが叫ばれています。赤色は血や肉をつくる食物で例えば味噌豆類魚卵肉類牛乳等、黄色は穀類芋類油脂類砂糖等でこれらは働く力を作るもので、青色は野菜や果物その他の野菜類でこれらの青色は体の調子を整える食物です。
 私達が一日に必要とするカロリーは御存じのように約二、四〇〇カロリーですがこのカロリーを完全に補給するにも食生活の改善で無駄のない献立をし、赤黄青をうまく取り入れて安い値段で合理的な献立によって栄養百%の楽しい倉膳を整えることが出来ます。

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