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1958年10月発行 読谷村だより / 2頁

失業対策事業

失業対策事業 
1 失業者の緊急救済
2 労働力を保全する
3 事業自体の経済効果が目的
 本村では去る十一日から失業対策事業を始めているこれは多数の失業者の発生に対処し失業対策事業及び公共事業にできるだけ多数の失業者を吸収しその生活の安定を図るとともに経済の興隆に寄与することを目的とする。事業主体が使用する労働者は公共職業安定所の紹介する失業者でなければならない。従って公共職業安定所に求職申込みをしたもので日雇のみを希望するもの。常用の就職口があるまで日雇でも可とするもの。一定の職業はあるが一時他の職に就労せんとするものでこの中公共職業安定所長が適当と認めたものから一定基準により選定させる。村としては以上の趣旨に鑑み失業者は嘉手納職業安定所に求職申込みをしておくよう要望している。
 尚今度から始めた工事は楚辺の中央道路沿いの排水溝及び路面工で工費一、一二○弗、期間三ヶ月(七○日)で今年末までだが引続き、三、四半期(来年一月から三月)まで続行する予定である。

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