〔46号1ページの続き〕
等の諸施策を更に推進しなければなりません。
2、産業経済の発展と表裏一体である教育の振興のためにはまだ数多くの学校教育施設と社会教育施設を整備する必要があります。
3、経済活動の動脈だといわれる公道村道部落内道路の整備は漸く始められたばかりでこれからという処であります。
4、飲料水供給施設としての水道もまだまだ半分も出来ていません。
5、労働の機会を失い所得の中断した村民に対して失業時における生活の安定を図るためには失業対策事業もさらに拡大せねばなりません。
6、政治、経済、文化のセンターとしての各字公民館村民会館の施設を完備して社会教育の発展向上を図らねばなりません。
7、郵便局の設置と村内通信網の整備
8、育英事業の推進による人材の養成
9、漁港の整備と漁具の改善による漁家生活の向上、その他保健衛生の問題や、観光事業等も当村の発展のため至大の関係があります。私は是非ともこれらの実現のために挺身したいと思います。またこれらの実現については多少の抱負を持っております。この四ヵ年間前村長の補佐役として働かして貰いましたお蔭で、村議会は勿論、各字、各種団体の皆様ともいろいろ接触も多く、話し合う機会も数多く戴きましたので、皆様の気持は人に劣らず解るつもりであります。私はこの読谷に生れ、読谷で生き、この村の土になる人間であります。私は自分の全生命を燃やして、自分の全情熱を傾けて皆様の御期待にそう覚悟であります。
どうぞや、村民の皆様、平和で、豊かな、文化の香り高い理想の郷土建設をめざして、共どもに進みましょう。不肖の身、ひとえに村民皆様の御庇護を希望して就任の御挨拶と致します。
一九六○年四月九日
読谷村長 知花成昇