〔号外1ページの続き〕

の内訳を申し上げますと村税については別紙第三に示されたように九七六ドルの収入未済額の中七○○ドルの収入を見込んでおりますので優秀な微税成績を見るものと思います。政府支出金の二、四一四ドルの未収入額は援護事務職員補助金の後期分外七件の政府補助金にして何れも交付請求手続きも完了しておりますので近日中に収入されるものと思われます。それから財産収入の三○六ドルの中二二九ドルと雑収入の八五○ドルは七月上旬収入いたしましたので収入全般にわたり順調な成績を見るものと思います。
　次に才出について申し上げますと予算総額二○一、四三三ドルに対し六月末の施行額は九七、○八二ドルにして整理期間中に九九、一二四ドルを執行する見込であります。その主なる点は戦災部落復興助成金三一、九三七ドル、基本財産造成積立金三八、四六六ドル、政府補助金関係其の他村補助金等が主なるものであり、議会費と役所費等の義務費については七月上旬に支出完了しておりますので別表第一に掲げた九七、四％の執行卒を挙げたいと見込んでおります。

※「別表第１　1960年度読谷村才入決算見込表」「1960年度読谷村歳出決算見込表」は表のため原本参照。