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1960年11月発行 読谷村だより / 1頁

住民待望の「六号線舗装工事」 起工式盛大に挙行 近く工事に着手

住民待望の「六号線舗装工事」 起工式盛大に挙行 近く工事に着手
 われわれが多年要望して参りました六号線の舗装工事が近日中に着工することになり去る十月三十一日に楚辺通信隊前の現場において高等弁務官代理パワーズ少将、大田行政主席、瀬長副主席外軍民政府の関係者と本村から村長、議長外関係地主代表者として議員、区長が列席して盛大に起工式が行われた。当日は、高等弁務官代理としてパワーズ少将の挨拶に引続き大田主席、知花村長の挨拶があって、十一時に式を閉じた。尚パワーズ少将は席上次のとおり挨拶をのべた。
「本日私が在琉米陸軍第九軍団の司令官、高等弁務官、ドナルドPブース中将の代理としてこの意義深い起工式にのぞむ事は私の光栄とする所であります。我々の今日の任務は読谷村の重要な道路建設工事の起工式を行う事であります。この工事が完成した暁には読谷村の村民はボロポイントから楚辺を通りずっと琉球の首都那覇まで第一級の道路を車で駆る事が出来る訳であります。この道路建設工事は琉米協力のよき模範を示しているのであります。
私は大田主席や知花村長及び読谷村民がこの地区に立な派道路を敷いて貰いたいと希っていた事を知っております。在琉陸軍の方でも立派な全天候道路を読谷村の軍施設のために施設したいと思っていた訳であります。しかし陸軍がこの主幹道路の建設に着手する事が出来るようになるまでには琉米代表の人達の多くの努力が必要とされたのであります。先週の木曜日に知花村長はこの新しい道路の土地所有者全部の署名した損害賠償権の放棄書を持ってこられたのであります。
これらの地主の寛大な行動により第八○九工兵部隊は今やこの建設事業に着手する事が出来る訳でありまして、これが完成しますれば読谷の村民に今後末長く利益をもたらすことであります。
私はこの計画の実施のためいたゆまざる努力と熱意ある協力を示して下さった、大田主席、知花村長及び地主の皆様に感謝する次第であります。

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