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1962年4月発行 読谷村だより / 2頁

一九六二年度共進会審査報告

一九六二年度共進会審査報告

 一九六二年度第十二回共進会審査報告を致します。村共進会審査規定により部落団体六項目、個人十種目について審査採点を行ってあります。審査の概要を申し上げますと部落団体では生産関係、部落納税の状況、生活改善の状況、文化の状況、農信協への協力状況、農業団体の育成状況の六項目でその附点率を申し上げますと、生産関係で四九%部落納税の状況二○%、生活改善の状況五%、文化の状況一○%、農協への協力状況六%で個人十種目を含めて一○○○点満点として採点を行ってあります。個人の十種目についてはその字の出品割当点数で個人出品者の実績を除し一人当たりの平均実績により採点を行ってあります。審査の方法を申し上げますと生産関係では主要農作物の肥培管理、農機具、器材の整備、家畜の飼育状況等を調査採点し、部落総戸数と農家戸数により採点を行い、部落納税の方は読谷村納税褒賞規程による納税率を点数に換算し採点を行ってあります。生活改善の状況では生改の状況、改良かまど及び便所の築造数等を審査し文化の状況では、雑誌ラジオの普及率で採点し農協の協力状況は昨年まで農協、信協別個に採点を行って居りましたが去る十一月一日に合併になりましたので一つにして審査を行い、組合加入戸数と加入人員により採点を行ってあります。農業団体の育成状況では、農研及び生改グループの結成数及び活動状況等により審査を行ってあります。生産関係の個人種目について申し上げますと堆肥の方では品質、附点率が一立米当り上が八一○㎏下が一三五㎏として審査し一期では字喜名の伊波興盛さんが一位で二四、○六九㎏で同じく、二期の方では字渡慶次の玉城国市さんが一位で一八、九五二㎏となって居ります。大豆の方で申し上げますと三、三平米当りの収穫審査を行い一○アール(一反当り)当り二六一立で字長浜の津波盛助さんが一位となって居ります。甘蔗の方は三、三平方米(一坪当り)当りの収量を加製糖量によって審査を行い夏植では、字座喜味の宇座一男さんが一位で七、三一㎏の生産で春植では、字渡慶次の山内英徳さんが一位で五、四六㎏の生産を上げてあります。
甘藷の方で申し上げますと

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