村議会定例会閉会　一九六三年度予算等可決
　本村第二回議会定例会は二十日間の日程を了え去る六月三十日閉会した。当日は午前十時から本会議を開き各議事に対する質問が行われ午前中で質問を終わって休憩、午後一時から会議を再開し各議案の審議が行われた。なお審議に先だち知花平良氏伊波盛助氏新垣秀吉氏の三議員による三議員による比謝川ダム建設に対する抗議決議（案）の上提がなされ、全会一致でこれを可決、ついで委員会付託の陳情第一号「トラクター及び耕耘機に対する補助金交付について（経済委員会付託）、陳情第二号の読谷区教育委員会から提出された「補助金交付について」（総務財政委員会付託）長浜区長から提出された陳情第三号「ナイキ基地より長浜部落内まで道路排水施設について（経済委員会付託）の各委員長より審査報告に対する説明があり審議の結果三陳情書とも委員長の報告のとおり不採択を決定した。次に議案第七号（一九六二年度読谷村才入才出追加更正予算について）議案第四号（読谷村災害救助基金積立金の繰入処分について）第五号議案（車輌売却処分の承認について、）を審議それぞれ原案どおり可決し第六号議案（読谷村職員定数条例等の一部改正について）及び第三号議案（一九六三年度読谷村歳入才出予算について）を一部修正をもって可決して全議案の審議を終了午後四時すぎ第二回定例会を閉じた。
　なお閉会後学校長、村当局を交えて懇談会を催し村発展に対する諸問題について懇談が行われた。