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を開催した、さらに小児マヒの予防注射や結核検診が行われていたので該当者は完全に実施するよう強調宣伝をなし、あわせて映写会を行った。
九　老人名簿の作成
一九六一年九月一五日現在で八○才以上の老人名簿を作った、次は八○才以上の男女別を調べたものである。なお八○才以上の老人に対しては九月一五日の老人の日に村から一人宛二弗の見舞金が送られた。
※折れ線グラフのため、原本参照。
十、保健福祉カードの作成整備
一九六一年十月より一九六二年三月まで三、六五八世帯の保健福祉カードを作成し、各種予防注射、精障者、結核集団検診、福祉資金、たすけあい金庫、困窮世帯、被扶助世帯関係を記載整備した。
一一、災害見舞
一九六一年十月二日来襲の台風第二三号テイルダにより災害をうけた生活困窮者一三世帯に対し、平均八弗八四仙合計一一五弗を送った。
一九六二年四月一六日火事災害をこうむった字大木三三五番地の与古田松栄さんへ見舞金一○弗を送った。
一二、調査研究
（一）　出生率調査
一九六一年一月一二日までに生れた出生児五三九人を一九六一年八月末現在人口で除し一、○○○を乗じたものである。
※　表のため、原本参照。
（二）　死因別調査（一九六一、一～一二）
読谷村における一九六一年一月～一二月までの十代死因別の調査を行った。
※　表のため、原本参照。
（三）　乳児死亡原因別（満一才未満）
乳児死亡率は全死亡者の八、三％を占め死亡者一一名、五人が肺炎で三人が先天性弱質で死亡しており、女より男の方が多く死亡している。

満一才未満乳児原因別
生存月数　一○ヶ月　性別　男　死因　肺炎
生存月数　八ヶ月　性別　男　死因　〃
生存月数　六ヶ月　性別　男　死因　気管支肺炎
生存月数　三ヶ月　性別　男　死因　急性肺炎
生存月数　六ヶ月　性別　女　死因　〃
生存月数　一二日　性別　女　死因　先天性弱質
生存月数　一八日　性別　男　死因　〃
生存月数　一七日　性別　男　死因　〃
生存月数　四ヶ月　性別　女　死因　急性胃腸炎
生存月数　三ヶ月　性別　男　死因　心臓衰弱
生存月数　四ヶ月　性別　女　死因　化のう性ずい膜炎