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1965年4月発行 読谷村だより / 2頁

いよいよ村営保育所が開所されます

いよいよ村営保育所が開所されます
本村の乳幼児調査によると乳幼児は三、八五〇人でその内二〇%が充分な保育がなされていない現状である人間形成の基礎をなすといわれる幼児教育が本村でもとり上げられ、この度村役所隣りに村立保育所の建設工事が一月二六日からはじまった。
 この村立保育所は本土政府が建設費の七五%を援助し建設されるもので総工事費およそ一万五千八百弗で建物の大きさは二三三平方メートル(七一坪)鉄筋コンクリート平屋建で保育施設も室内外にスベリ台、ブランコ、砂場、オルガン、絵本等、児童福祉法に云われる明るく健やかに、育つよう施設を完備することになっている。
この建設工事は知花組(宇座の知花昌弘氏)によって建設され来る五月三〇日に完成することになっているなお保育所は七月開所予定で有資格者の保母も応募され村では入園児の受付を今月からはじめることになっている。保育料は乳児月額十ドル、幼児月額七ドル入所料一回につき一ドルとなっています。
入園希望者が多ければこの保育事業を推進するために保育所を年次的に設置する計画がされている。

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