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1967年8月発行 読谷村だより / 1頁

今年度で全村配水施設工事完了予定 部落管理の施設を村へ移管

今年度で全村配水施設工事完了予定 部落管理の施設を村へ移管
 一九六八年度の水道事業特別会計予算が去る六月の議会において成立したのでここにその予算の概要を村民の皆様に報告し、予算の執行にあたっては皆様の絶大なる御協力を御願いします。
 水は生活を営むに必要欠く事の出来ないものでありますが、近年文化の発達と生活向上に伴いその需要量も著しく増加して参りました。
 水道需要の進展に即応すべく去年計画しました大湾比謝、渡具知(南部水道)の本、支線並に高志保、宇座地域(北部水道第一期工事)の本線工事は関係者始め村民の方々の御理解と御協力により今度全工事が無事完了し一応給水の段階に入っております。
 なお、本年度は去年に引き続き北部水道(高志保、宇座)支線の工事及現在各部落等の管理している水道施設を村へ移管しその管理の強化を計る計画です。
以下本年度水道事業特別会計予算にもとづいて水道事業計画を説明してゆき度いと思います。
 市町村公営企業法にもとづき同法施行規則が去った七月一日付をもって施行され、その適用を受けたため従来の予算と異り損益に関する勘定を主体とする「収益的収入及支出」と「資本的収入及び支出」の二ツの予算項目を組合せて出来ております。
 まず「収益的収入及支出」に属する予算でありますが、今年度の給水予定二、二四五件、給水予定量五七九、一四九立方米で水道使用量七〇、三二五ドル、その他営業収益八一八ドル予金利息その他による営業外収益として一〇二ドル合計水道事業収入として七一二四五ドルを見込んでおります。
 支出について申しますと業務全般に係る費用が一七九一〇ドル、水道公社からの浄水購入及配水給水に使用する費用として四一、一九一ドル、更に固定資産の償却に当てられる費用を三一八一ドル必要とします。以上水道事業に要する費用は六六、三三七ドルとなります。
 今年度の水道事業からの収益は、四、九〇八ドル見込み、これは建設改良積立金、減債積立金へ振向け施設の改良等に役立て度いと思います。
 続いて「資本的収入及支出」について述べ度いとむいます。先にも申し上げましたが高志保、宇座地域支線工事(北部水道第一期工事)に一五、四〇二ドルを投入し未給水地域を全部解消する予定であります。
 給水施設費として二一、〇四五ドル計上し新規施設四五五戸の給水及び既設給水施設の強化に努めたいと思います。
 現在各部落等の管理する施設を村に移管するために七、五〇一ドル、固定資産の購入、企業債の償還等に四、七七二ドルを見ております。水道の建設、改良等に当てられる資本的支出が四八、七二〇ドルになります。
 前記事業を円滑に行なうために必要な資金を、政府資金運用部からの企業債二二、七〇〇ドル、一般会計からの長期借入金七、〇〇〇ドル、政府補助金七、七〇〇ドル及び内部留保資金一一、三二〇ドル等をもって本年度の水道建設改良事業に充てる計画であります
 本年度は、新規水道の建設、既設施設の拡充、強化及健全なる水道事業管理をモットーに事業をおし進めて参りたいと思いますので水道需用者はもとより一般村民の御協力を重ねてお願い申し上げます。

※「収益的収入及支出」「資本的収入及支出」は円グラフのため、原本参照。

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