第十三回財政公表
告示第8号
市町村自治法第177条および読谷村財政状況の公表に関する条例第3条の定めにより、1968会計年度の一般会計の才入、才出の1967年12月31日現在の状況および財産の現在高等について公表します。
1968年3月29日
読谷村長 池 原 昌 徳
※才入状況について
予算総額四三九、二一九㌦に対して、収入額三八三、二三〇㌦で約八七%(各款の収入状況第一表)で以下主なものの説明をする。
(1) 村 税
村民税、固定資産税、事業税、不動産取得税のうち賦課がほとんど終った税は固定資産税で、他の税は、その一部が賦課されているため 収入割合は僅か五四%だが、最終的には約九七%以上見込んでおります。なお賦課のすんだ固定資産税の現年度賦課額は二三、五六四㌦八九㌣で、一人当り、一㌦五四㌣、一世帯当り五㌦七〇㌣となっている
(2) 市町村交付税
今年の交付税決定総額は二二五、六六九㌦で、これは七月、九月、十二月翌年の三月の四期に分けて交付されるが、三月交付予定額の五七、五二〇㌦が収入となっている。
(3) 財産収入
村有地のうち、軍用地が約一〇五万坪で、その軍用地料が二八、四〇〇㌦
株式債券の配当金が三、九一〇㌦でその内訳を申しますと、比謝川配電株式会社配当金三、六〇〇㌦(一割二分配当)沖繩銀行五〇㌦(一割配当)沖繩配電株式会社二六〇㌦(一、二割配当)からなっている。
(4) 使用料、手数料
一一、四六七㌦の予算に対し収入額は七、九〇〇㌦で約六九%、これは村民の活動、活動、経済文化の発達で村民が役所窓口を利用することが多くなったためである。
(5) 政府支出金
琉球政府の補助金、交付金で、事業完了しないと最終的には収入が受けられないために、収入割合が僅か二三%である。
収入した主なのは失対事業の一、七五五㌦、土木事業補助(前年度高志保排水工事補助金)の二、一六〇㌦畜産指導員設置補助金二九二㌦。
(6) 寄附金
前年度の高志保部落内排水工事受益者の寄附金五四〇㌦。
(7) 繰入金
水道会計に七、〇〇〇㌦比謝川配電株取得のため一五、〇〇〇㌦の計二二、〇〇〇㌦を基本財産造成基金積立金から繰入れする。
(8) 雑収入
この収入は非細分地料(無地番地料)六五、七〇〇㌦と、果樹園委託料前期分一、〇〇〇㌦、前年度の古堅中学のプール工事費の政府補助の過年度収入八、〇〇〇㌦が、そのほとんどである。
なお、十二月三十一日現在で予算に対する収入の割合は八七%であるが、財源の完全確保に努力するようにしております。
※才出の執行状況について
予算総額四三九、二一九㌦に対して、執行額は二〇〇、九一〇㌦約四四%となっている。(第二表参照)
(1)議会費、役所費、消防費選挙費等は人件費と最小必要の諸経費で、それぞれの執行率は四九、六一、五二および六二%で、実績の支出である。
(2)四款の土木費は、僅か三%の執行率だが、予算額五六、六〇〇㌦の五〇%約二八、〇〇〇㌦は非細分軍用地料を財源とするもので、部落建設補助金として部落へ支払うべきだが、まだ支払ってないためである。なお、その他土木建設事業は調査、設計、申請、査定等の事務で年度始めに直ちに着手できない事情で遅れていますが予定の事業は年度内に消化できるように進めています。
(3)五款の社会および労働施設費は五七%の執行率で順調な運営です。
(4)六款保健衛生費は三三%で稍々消化が遅いようですが、これから夏季にかけての保健衛生の事業が実施されますので、その目的に沿って執行する計画です。
(5)七款産業経済費は、品種維持更新、生産奨励、病害虫防除、諸組合、団体育成が主であるが、この事業は各部落、農家、団体、組合の事業および活動実績によって支出がなされるため金額で表わす予算のうえからは非常に低い率でありますが、事業はスムーズに執行しております。
(6)財産費の主なのは、比謝川配電株式会社の新株一〇㌦株の、一、五〇〇株の一五、〇〇〇㌦を取得したのと、職員の退職給与金積立金に二、四七三㌦が積立てられたものです。
(7)一一款諸支出金は五四%の執行率です。徴税費が二三%、その他の主なものは区長の事務委託費(人件費)一三、四一七㌦で六四%水道会計への繰出し金七、〇〇〇㌦のうちその五〇%の三、五〇〇㌦、教育委員会の教育負担金一〇三、四五九㌦のうち三五、〇〇〇㌦が支出済である。
※第1表「1968年度一般会計才入の執行状況(1967年12月31日現在)
※第2表「1968年度一般会計才出の執行状況」
※「第1表~第9表」については、原本参照。